プリキュアを読む

感想やまとめとは違う分析的なもの

【ハグプリ】はなパパとは誰なのか


はなパパは存在感の無さが目立つキャラクターである。しかし、設定や登場回での行動は、なかなか謎な人物である。

野乃森太郎という謎人物

"はなのお父さん。ホームセンター・HUGMAN(はぐまん)の店長をしている。ガタイがよくてとっても優しい。"(はなパパ公式プロフィール http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/character/people.php
この人、幼児・小学校低学年がメイン視聴者であるプリキュアには相応しくない怪しい人物に思えてならない。いきなりなのだが、第13話において、手を洗っていたパップルさんの恋人。"ガタイ"が良い手なんだよね。とても恋人とされるジョージ(クライアス社長)の手には見えん。第24話のジョージを見れば分かるが、ガタイは良くない。で、ガタイの良い人の手洗い直後のシーンに出てくるのが、手を洗ってさっぱりしたはなパパ。同じく"ガタイ"が良い手だ。同じようにそでまでまくっている。「しつこく手を洗うパップルの恋人」と「手を洗い終えた直後のはなパパ」の2つを前後に並べて持って来たハグプリ第13話、怖いよ。

第24話における不可解さ

あと、第24話「元気スプラッシュ!魅惑のナイトプール!」にて、はなが1人プールに入って悩んでいる時は、はなママ1人で見守っていて、戦い終わって、かつての敵も含めた和やかな雰囲気の中にいるはなを見守るときには、はなママの隣に同じものを見ているはなパパらしき人(しかし、肩のラインがちょっと公式の画と違うような)がいる。なぜ最初ははなママのみで、後ははなパパ付きなのだろうか。この父親が、クライアス社と関係があるとしたら…最初のシーンは、単に娘はなが泳いでるとしか認識していないので、その場にいない。2つ目のシーンは、元社員と娘が談笑しているので、なにか企んでいないか監視するために見ていた…そう考えることはできないか。

はなママの見守りは外形的には監視との区別がつかない

その意味では、はなママも怪しくて、見守ると言うと良いが、結局、やっていることは、ずっとはなを監視しているのである。そもそもはなママは、ルールー光落ち後、ルールーにかけられた催眠術系のものを解かれた際に、何事もなかったかのようにルールーとはなを抱きしめている。これ、普通の人間ならできない。ルールーをも抱きしめてしまう桁外れの包容力をもつはなママ…一般的日本人にも"理解不能"だ。しかし、もしはなママが、クライアス社に詳しかったとしたら、先回りして催眠術対策をして、ルールーの催眠術を効いたふりしてただけとも考えられる。
まあ、とにかく、ここでははなパパだ。

はなパパの体格

第13話のはなパパ(公式プロフィール画像より太め)
第18話のはなパパ(公式プロフィール画像に近い)
第24話のはなパパ(公式プロフィール画像より細め…というか、誰やねん、こいつ)
これ、"みんな!"同一人物なのだろうか?
段々痩せてる?このままいけば、確かにジョージくらいになるか。特に第24話の男は誰?肩のラインからして別人。なで肩がいかり肩になるほどの着痩せするのかもしくはメタボトレーニングしたのか。しかも、いつものシャツじゃない。これで、はなママもことりも何も思わないのか?はな以外の野乃家全てがグルで何か進めてないか疑って良いレベルの別人。

登場回数の割にプロフィールの記載が(必要以上に)充実。

そもそも、公式プロフィールの説明文が怪しい。
"はなのお父さん。ホームセンター・HUGMAN(はぐまん)の店長をしている。ガタイがよくてとっても優しい。"(52文字)
はなママの説明文は、"はなのお母さん。タウン誌の記者として働いている。"(24文字)
妹ことりちゃんのは、"はなの妹。ちょっとおませな小学6年生。身長がそろそろはなを越えそう。"(34文字)
公式プロフィールに説明文あるのは、はなの家族の3人のみ。この中で、なぜか圧倒的に文字数が多いのがはなパパの52文字。はなママ24文字の倍以上である。
次に、プロフィールの情報量を見てみよう。

【野乃森太郎】

①はなとの関係
はなのお父さん
②職業
ホームセンター・HUGMAN(はぐまん)の店長をしている
③身体的特徴
ガタイがよくて
④性格
とっても優しい

【野乃すみれ】

①はなとの関係
はなのお母さん
②職業
タウン誌の記者として働いている

【野乃ことり】

①はなとの関係
はなの妹
②職業
小学6年生
③身体的特徴
身長がそろそろはなを越えそう
④性格
ちょっとおませ
情報としては、はなママに③身体的特徴と④性格の記載がないのが気になる。逆に、はなパパの、"とっても優しい"という語が浮いている。はなママの性格説明ないのに、わざわざ書くからには、はなパパに対し、"とっても優しい"ことに関するストーリー上、何か起きるはず(ルールーホームステイ回のお客様でなく家族だよと言ったことのみを以って"とっても優しい"というのは、言い過ぎな印象)。この、はなパパに対する公式の制約、なにをもたらすのか期待できる。
以上、はなパパは、怪しいことだらけなのである。

おわりに

しかし、クライアス社の社長が実ははなパパだったとかだと、メイン視聴者に与える衝撃大きいだろうねえ。しかし、ハグプリに限らず、プリキュアはそういうことしてくるからね…あと、メインターゲットの年齢層考えると"ガタイがよくて"というのは、どうなのだろう。言葉の品というより、その年齢層ならまず知らないがだろうから、身近な人に聞くはず。「おかあさん、ガタイってなぁに?」と急に聞かれたら、教えようかどうか戸惑うと思う類の言葉じゃないか?どうせなら"ガタイ"なんて言葉でなく、他の語を聞くようにさせた方がよいような。
メインターゲットの方々から「はなのおとうさんの、せつめいにある、ガタイがよいって、どういういみなの?」と聞かれたら、「ガタイがよいとは、こういうのを言うんだよ」と説明するのに最適なサンプルがはなパパの公式プロフィールの画像というなんだか鶏たまごみたいなことが多くの家庭で起きているのではないだろうか。