プリキュアを読む

感想やまとめとは違う分析的なもの

【ハグプリ】第29話 はなの無邪気な鯖折りレシピ!


挨拶がわりの鯖折り

久しぶりにおばあちゃんに会えたはな。喜びの表現として、おばあちゃんに抱きつくのだけれど…、いや、これはガチの鯖折り(相撲の技)だわ。結局、これにより数分後、おばあちゃんはギックリ腰を引き起こすことになる。はなは入院したおばあちゃんのお見舞いまでするが、原因が自分の鯖折りであることは無邪気にも知らない。これがはなの良いところでもありダメなところなのかもしれない。
ハグプリは細かなところにちゃんと気を配るアニメなので、いままで1人で和菓子屋を切り盛りしてきた健康的なおばあちゃんが、突然ギックリ腰を発症するのは不自然なので、ちゃんとその原因を描いているというわけである。

おばあちゃん関連情報

おばあちゃんの和菓子屋の名前は、たんぽぽ堂…タンポポは確かに、野の花だわ。プリキュア5のこまちの家の和菓子屋の名前がそのまんま"小町"だったことに比べると、一捻りあるな。
おばあちゃんは、お店の常連のヨネさん(米屋らしい名前だわ)にどら焼きの味が落ちたことを看破される。おばあちゃんは痛いところを突かれるも、それを認めずヨネさんと絶縁宣言してしまう。そして、自らもヨネさんの言うことの正しさは分かっているので、その打開策として、新しい目玉商品を作って店を盛り上げようと言う…が、ギックリ腰発動。ヨネさんは、キツイ外見と緑色の服で、オシマイダー化候補かと思いきや、舌は確かで現状認識も先を見通す力もある食べ物ビジネス的にデキルヤツだった。"おばあちゃんの商売の方向性は間違っている。必要なのは、新しい商品ではなく、おじいちゃんがいた時の味を出すことだ"と、ヨネさんがはなたちに示唆、最後は何故かマッチョな肉体を披露し、おばあちゃんの体力不足を補いたんぽぽ堂再興に力を貸す宣言までするヨネさん。文武両道かつ相手のために厳しく言うことができる優しさを持つヨネさん。流石である。(追記:このおばあちゃんとヨネさんのエピソード、さらりと、言いづらいことでも友達のためになるなら言うことが真の友情であると描かれている。そしてこれが、2話後の第31話で、はなの転校前のイジメの原因が、親友エリちゃんを妬んで仲間外れにする級友たちに、はながそのような態度はカッコ悪いと言ったことにあったと明かされる場面に繋がる。どちらも言いづらいことでも友達のためになるなら言うことが真の友情であるなのである)
なお、ヨネさんは、北斗の拳における"おまえのようなババアがいるか"の拳王の手下を彷彿とさせるが、共通の遺伝子持ってるのかも。

小ネタ

おばあちゃんが体力的問題もあって諦めつつあった"昔通りの"和菓子作り。それをおばあちゃんに再度取り組む力を吹き込んだのは、はな。これこそが、はなの応援、はなのエール。
そして、また、中途半端にフラグを立ててくれるのが、ハグプリである。ラストのはなのセリフ、

あー、自分の未来が楽しみすぎる、ね!はぐたん!

なんて言って終わる。これは反則だろ!なんで『ね!はぐたん!』なんだよ。はぐたんとの関係を示唆しすぎなわりに、相変わらず決定的な情報は隠してるだろ!
あと、はぐたんが希望饅頭のレシピ見つけた際に、『えっへん!』と言ってるけど、えっへんって…。はぐたん、お前ホントは何歳なんだよ。

《おまけ》

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【希望饅頭レシピ】
「HUGっと!プリキュア」第29話(©ABC-A・東映アニメーション)より引用
ーーーーーーーーーーーーーー引用ここから
皮:上白糖200g、水120g、イスバタ8g、薄力糖<=薄力糖?薄力粉のこと?
餡:さつまいも1kg、白双糖100g、あめ80g、塩3g (水)
アンにとろろ昆布を混ぜるとイモの様な食感が出た。
コンブ15
あめは砂糖が熱でとけた後で
蒸す前に霧ふき
強火で13分蒸す
図があってその説明に"黄色 たんぽぽの様に"と注記
ーーーーーーーーーーーーーー引用ここまで

はなは、店頭での呼び込み役を見事にこなしている。たこ焼き販売の苦い経験が生きたということか。教訓だなぁ。
あと、おばあちゃんのCV井上喜久子氏なんだけど、流石17歳だけあって、おばあちゃん時も新婚時も易々と演じてらっしゃるのが注目点。遂にプリキュアになるぞ!17歳!


【セリフ*】「HUGっと!プリキュア」(©ABC-A・東映アニメーション)より引用