プリキュアを読む

感想やまとめとは違う分析的なもの

【ハグプリ】第33話 クライアス社の採用活動はやはりスカウト


クライアス社は、現代では求人広告を出しているけれど、未来では基本的にスカウトなんだということを再確認させてくれた回である。

タイトルから受けるシリアス度

「要注意!クライアス社の採用活動!?」というタイトルからは、多少のシリアスさは感じられるが、「!?」を使っているのでそれほどの深刻さは伺えない。しかし実際は、重いというか人とのスタンスに関して考えさせられる展開になる。

前説なし!

アバンタイトル恒例の前説がなかった。しかも説明なしにえみるとルールーのユニット名が"ツインラブ"になってるのも唐突だし。ツインラブいきなり批判されてるし。これは波乱の予感。

ムッチャ重い話じゃん…だけど

なんと以前敵視していたえみる兄のアンリを思う言葉に、自分はえみるの力になれていないとプレッシャーを感じるルールー。しかも、えみるを見ていてなぜ"柔らかい心にアーマーをつけて隠す"のかと疑問に思い始めるし。しかし、そこにはなが"そばにいることの重要さ"を伝えエールを送る。そしてえみるは、アンリを励ます際にそれに気づくし、えみる兄も分かってるぽいし、それをアンリも気づくし。このはなのエール連鎖力、これがキュアエールの力だ。ここまで変身なし。これで今話は終わっていいんじゃないかというくらい綺麗な展開。

採用の方法

夏祭り回でのパップルらのルールー、えみるの芸能事務所への勧誘活動を見てみると、クライアス社もしくは未来の採用活動は、スカウトであると思われたが、今話で確定した。リストルがアンリをスカウトしてます。アンリは確かにキーパーソン然としたキャラなので、対プリキュアとしては適任なのですが、彼は自分を持っているので、会社員的なスカウトでは振り向いてもらえない。クライアス社としてアンリにどのようなメリットを与えられるかにかかって来る。ジョージ・クライが元々アンリを知っているのか、もしくは俄然興味を持ったのかは不明であるが、アンリに対し思い入れのあるようなことを言っていたので、このスカウト話はこれで終わらないでしょう。しかし、アンリがクライアス社側に堕ちるということは、"あの"アンリが他者に弱みを見せたことになるので、これは相当インパクトのある話になるはず。アンリはアンリでいて欲しいので、見たいような見たくないような展開が迫っているということですね。

無意識にルールーの心のスイッチを入れてしまったえみる

いつまでも一緒ですよ!

戦いもアンリのショーも終わって帰路につく際、えみるがルールーに言う言葉。

はい。ずっとえみるのそばにいます

とルールーは答える。 これ、将来のこと考えると重すぎる。人の心が移り変わること…これをルールーのAIはまだ理解していない。いつか、えみるの心がルールーから離れた時、ルールーがどうなるか。また"理解不能"になりそう…か、ひょっとして、ルールーのAIは既にそういう人の心変わりがあることも理解した上で、それでもえみるを立てて言っているのかもしれない。とにかく、このえみるのセリフの結末は最終回までには描かれないとは思うが、その後のハグプリ世界では重い結果を招くのではないだろうか。

アンリの闇

アンリに何らかの闇があるからこそクライアス社は近づいたわけで何かあるのは確定だけれど、ほのめかすだけで分からんな。足に不調抱えてるぽ描写もあったけれど、そんなテーマはプリキュアで必要なのかなと思う…成長による男性化の悩みなのかもなぁ。ハグプリでは、先のほなのイジメ問題のように、深刻そうなエピソードはまずほのめかし、しばらく寝かせてから決着をつける傾向があるので、アンリも、足の不安(怪我?)の描写は挟まれるかもしれないが、当面は何もないと考える。となるともう第33話であるので、アンリは終盤のキーパーソンになる可能性が高い。まあ最初からそんな雰囲気漂わせていたから不思議でもないけれど、初登場時の絡んでくるきっかけが、主人公のはなではなく、ほまれに対してであったので、未来からの関係が影響してキーパーソンになるには出会いに必然性がないかとも思うのだけれど。

エースをねらえ!

話中のはなのいけてるおねえさんの図もエンドカードも"エースをねらえ!"ですね。岡ひろみがはな、宗方コーチがリストル。普通見たらなんだこれ?という画なのだけれど。