プリキュアを読む

感想やまとめとは違う分析的なもの

【ハグプリ】第47話「最終決戦!みんなの明日を取り戻す!」


遂にジョージ・クライとの2度目の直接対決で、かつ最終決戦!その前にリストルとビシンを光堕ちさせるミッションがある。だから当然、決着は次回繰越し。これは仕方ない。しかし、光堕ちを2人まとめてAパートのみで終わらせたのは流石である。これまでのストーリーで蓄積してきたリストル、ビシン、ハリーの感情の交錯をひとまとめにして終わらせる力技を見せており、チャラリートやパップルの光堕ちの方が厚く描かれたのではないかといえる。

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【図1】光堕ち後の3人というか3匹(※)

クライアス社に改造された人間形態ではなくて、小動物形態であるところが、元々の3匹の絆というか彼らの幸せの原点を見るようで良い。ジョージ・クライがリストルの感情を消したことは、リストルのクライアス社に忠誠を誓うことに対する後ろめたさ・罪の意識を消してあげるという意味を持っていたのかもしれない。つまり、近い将来リストルがハリーと再度打ち解けることになると予測していたのではないか。そうなるとリストルの記憶消去はクライの優しさが現れていることになる。

リストルとビシンの光堕ち

まあなんとあっさり光堕ちしたことと言うほかはない。これはやはりハリーが前向きにリストルとビシンに話しかけようとし、リストルとビシンの方も聞く耳を持っていたからだろう。これまではこの3人は短い言葉を叫び気味に言い放つだけで、お互いの言い分を聞くと言う姿勢が共になかったから。逆に、元々心が通じ合っていた仲なので、ちゃんと話せばすぐによりを戻せると言うのだろう。ビシンは巨大化してしまったので浄化する必要があったが、基本的にハリーとリストル、ビシンとの決着は戦いではなく話し合いでついていた。

クライとのやりとり

正直な感想としては、Aパートの充実に比べBパートは、冗長というか、次回のために話を流している印象を受けた。ハグプリのストーリー展開の良さであるスピード感がなかった。最終決戦だからとも言えるが、フラグ回収や次のプリキュアへの引継ぎの充実等に時間をできるだけ残して欲しかった。クライの目的が目的なので、最後は光堕ちする可能性が高いが、ならばこそ堕ちた後を描いて欲しい。リストルとビシンとハリーの愛情の再確認ももっと描いて欲しいし。

はぐたんは誰なのかまだ明かされない

結局、はぐたんは誰なのか未だ明かされず、しかもはぐたんからトゲパワワが報酬される始末。赤ちゃんには輝く未来しかないからトゲパワワなど出ないという設定も可能であったにも関わらず、トゲパワワ放出。次回でここも決着せねばならないのにどうするのだろう。まあ、赤ちゃんの姿はしていようとも、キュアトゥモローが変身した姿なのだから、まあ、オトナの感情を持っているとしても良いが、それにしては登場時は完全に赤ちゃん的な感情の爆発のさせ方だったので、赤ちゃんとオトナのハイブリッドと理解すれば良いのかな。

次回予告に期待通りはなママがいる

時間が停止して灰色となったはなママの顔が次回予告に上がっていた。しかも表情は凍り付いていても目から涙がこぼれていた。これはアツい。はなママには、さあやママ、ほまれママに有った第2回ママ回が無かったから。やはりラストに来たかという感じで色々期待してしまう。第23話「最大のピンチ!プレジデント・クライあらわる!」にて、はぐたんの叫びが灰色になったはなの目から涙を流させ、心を覚醒させたように、今度ははなの叫びが灰色になったはなママの目から涙をこぼれさせるところまでは予告から確定している。あとは、ママの目から涙が流れたあとどうなるかだ。マザーを呼び出して、親子3世代の物語が完成する可能性が高いと考える。そこにはなの妹ことりが絡んだらなお最高だ。第48話は色々読み解けるはずだから、じっくり観たい。

(※)東映アニメーション公式ページより引用
図1 http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/episode/summary/47/