遂に堂々の野乃はな個人回のラストである!
【図1】あ〜あ、ハグプリでは緑色のプリキュアが出てこなかったどころか、主人公に蹴っ飛ばされてしまったよ、緑色。いくら関連商品の売れ行きが悪いからって、不遇だ…(※)
謎解き度合い
ほのめかしは多々あったが、謎解きは不十分。まあ、その程度の方が考える余地があって面白いのかも知れないが。
クライアス社は近い将来の会社?
ジョージ・クライとドクター・トラウムが現代に生きている描写があったので、ハリーは遠い未来から来たと言っていたが、少なくともドクター・トラウムとジョージ・クライは近い未来から来ていることがわかる。これは、ハリーの言っていたこととつじつまが合わない。ハリーは小動物であり世界が違うからと考えると良いのかも知れない。ハリハリ村の描写は明らかに人間世界とは違うので、ハリーの時代はクライたちの時代とも違うと考えるべきだろう。時代どころか世界線が異なるのかも知れない。そもそも小動物は1世代の年数がヒトより短いので、ハリーの種族で何世代にも渡る時代がヒトにとってはそれほど長い時間でないということも考えられる。
ただ異端として排除されるだけだ
これは、はなに対してクライが言ったセリフ。明らかにはなが排除されると言っている。はなをジャンヌダルクを重ねているのかも知れない。これについてはそれ以上ほとんど言及がなかったので、将来のはながどのような間に合うのか視聴者にはわからないし、恐らく最終回にもこれについての言及はないだろう。そうなると、ハグプリは少し後味の悪い終わり方になる。
新しい変身バンク
はなのみ変身バンクが新しくなっている。これは何故か。
ジョージ・クライに変身解除され、"君はもうプリキュアではない"と言われた後の変身、自力変身だからということなのだろう。プリハートを構えることをしていないのが自力変身の証拠。
はなママの涙
モノクロ世界になった時の静止した世界で、はなママの目から涙が流れ落ちる。これは第23話ではぐたんがママーと言った際にモノクロ停止になったはなの目から涙が流れたのと同じ。この涙が第23話5はなとこの48話のはなママで同じはなをいじめから救うシーンを思い出したからであったとしたらと考えるだけで深い。最終話に何とか謎解きしてほしい。
女神"マザー"の正体
わからないまま。これまでにもプリキュアではこのような大きな女神があまり説明なくでてくることあったので、このまま終わるのだろう。
タイトルははなの口癖
"なんでもできるなんでもなれる!"は、自らを肯定するセリフ。"フレフレわたし!"は、肯定の上に立った上であれば自らを鼓舞するセリフになる。しかし、"なんでもできるなんでもなれる!"と確信できていないと、後者のセリフは悲しみを帯びる。だからこれまで、特に前半のはなは、悩んでいた。
その答えが遂にでた。
それが"自分で決めること"
手回しアバンタイトル
ハグプリ開始直後第5話まで放送されていたはなの手回しアバンタイトル。これがラスト直前回で流された。そこで自己紹介で「わたし、野乃はな13歳!」と言う。まあ、これはお約束なのだけれど、はなは中学2年生。誕生日が来れば14歳になる。自己紹介で未だ13歳と言っているので、早生まれと分かるが…誕生日いつなんだろと思わせて、この第48話のエンドカードがバースデイカードになっていて、そこではなの誕生日が書かれていて、1月20日となっていることから、今日が誕生日だと分かるようになっている。はな、アバンタイトルでちゃんとお姉さんになったこと言いなよ!野乃はな14歳!だよ。
(※)東映アニメーション公式ページより引用
図1 http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/episode/summary/48/