まあ、これはスタートゥインクルプリキュアに始まったことではないが、ピンクプリキュアは暇というかプリキュア活動に専念できる環境にあるけれど、他のプリキュアは覚醒前から忙しいことが多い。しかし忙しさにはプリキュア毎に傾向があったりもする。
ハグプリの忙しさ
前作のハグプリでは、1人目のはなは自分探しだから外すとして、2人目のさあやは女優、3人目のほまれはフィギュアスケート選手、4,5人目のえみるとルールーはアイドルとそれだけでも中学生としては忙しいことをやっている。ハグプリにおける個々人の活動は、自分探しが1人で、あとの4人はなりたい自分への夢に向かっての行動であった。
スタプリの忙しさ
しかし、スタプリはそうではない。1人目のひかるは星に想いを寄せるという夢の世界の人だから外すとして、2人目は不時着した宇宙船の修理、3人目は家の手伝い、4人目は生徒会長と現実的な理由で忙しい。夢見るのはピンク1人で、あとの3人は日々の生活の中の忙しさなのである。
シリーズ毎の統一感
プリキュア5では、ピンク以外は、部活のヒーロー、アイドル、図書委員、生徒会長というバラエティに富んだメンバーであった。しかし、ハグプリは夢を追う者たち、スタプリは日常生活に忙しい者たちと、それぞれのプリキュアごとに統一された忙しさを持つプリキュアなのである。しかし、スタプリは現実の忙しさ過ぎる。もう少し夢の要素が必要ではないかと思うのだが、ピンクが夢しか見てないプリキュアなので、各人の夢については今後の展開で描かれていくのであろう。