「スター☆トゥインクルプリキュア」第7話で宇宙船が修理出来たので、これで星々を巡れるわけか…この回は、えれなの人たらしとプルンスの鬼畜な性格が見て取れた回であった。
タイトル
「☆」が着いている。これで通算7/8。やはり第6話の星無しタイトルが浮いている。あまり意味がある回とも思えないのが、罠なのかなぁ。
ポンコツAI
なぜ星空界に飛んできたかについて、「分析の結果、解析不能のパワーが作用したようです」と答えるAI。結構簡単に分析を放棄するのね…、これが合理性というものか。しかし、クライアス社勤務時代のルールーちゃんなら、同じ分析結果だとしても、もう少しオブラートに包んだ言い方で対応したと思う。これは、AIの進化なのか退化なのか難しいところ。単に、ララがAIに舐められているだけという可能性もあるしね。
ケンネル星
到着からいきなりのギャグ攻撃。ギャグに次ぐギャグ。
ケンネル星人は、スポンジボブ的なアメリカンなキャラクター。ケンネルって英語だし、骨資源が沢山あるし、アメリカだな。
【図1】アメリカンな奴ら
http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/episode/summary/8/
あと、このケンネル星という名前。これは英語の"kennel"からきているが…犬小屋って意味だよ、これ。つまり独立して生活しているように見えて、飼い主に飼いならされているということを星の名前に暗示してしまっている。
マウントを取る観星中の太陽
えれなは、ケンネル星人の謎の挨拶を拒否し、地球の挨拶として握手をしようと提案。しかしこれ、実際は、地球における、人と犬のお手をえれなは要求しており、ケンネル星人はまんまとそれにひっかかり、えれなとケンネル星人の間に飼い主と飼い犬関係を構築されてしまう。さすが観星中の太陽。人たらしである。
最後、ケンネル星人に、スターカラーペンと言わずに、「聖なる骨大切にするね」と言うのは流石である。真の人たらしを見た!
プルンスの性根の悪さ
プルンスは、あけすけなく自分の正義を押し付ける。ちょっとこれはプリキュア的にどうなのだろう。役回りとはいえ、言い方ひとつでもっとマシなキャラ付けできたはずなのに。まあ、カッパードと同じと言われて傷つく描写のためには、それまでに誇張的な表現をしておくことがが必要であったとは言える。が、まあ、やはりやりすぎだな。前半のプルンスは、目の前の利益に目が眩んだキュゥべえという感じだった。キュゥべえの方が落ち着いて騙してはいるが、一応少女たちに判断させている点で、まだ好感が持てるくらいだ。
銀河鉄道999方式
宇宙船が整備されたので、地球外の色々な星に行けると。そこで様々な文化の宇宙人に会い、交流を深めるということね。そのためにコミュニケーション能力に長けたえれなさんが必要だったということね。しかし、この他の星に行く方式は、まさに銀河鉄道999で使われた手法だけど、今後最終回までこれで通すのかな。それとも学園生活も描くのかな。そうなるとララの入学とか必要になると思うが…どうなるのだろ。
次回予告に姫ノ城さんが…
姫ノ城桜子さん出ますね、期待!