プリキュアを読む

感想やまとめとは違う分析的なもの

【スタプリ】第17話「敵?味方?ブルーキャットの探しモノ☆」プリキュア変身ポリシー


再度ゼニー星。「ついこの間来たよね〜」というえれなのセリフは全くその通りである。設定をそのまま使うメリットは分かるが…ご都合主義もしくは手を抜いているように見えてしまうよ、邪悪な大人の眼には。

5人勢揃い

あ〜これ、5人のスタプリ揃い踏みだわ。けってーい!

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【図1】桃、青緑、黄、紫 & 青

http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/episode/summary/17/

プリキュア変身ポリシー

なぜかドラムスと対決することになり、ドラムスの手下であるドラゴン兵団にプリキュア一行が追われることになる。その際、ブルーキャットにプリキュアに変身すれば良いと言われるが、まどかは「悪者しか倒してはいけない」というプリキュア変身ポリシーを提示する。これが次のシーンで効いてくる。

真の敵

ドラムスは自ら所有する宝に対し、ブルーキャットに奪われるくらいなら破壊するという。破壊してもまた買い集めれば良いからという理由で。そして、お宝のうち、ブルーキャットが

こだわった宝箱を破壊しようとしたところで、ひかるが「変身するよ!止めないと!」と言う。ここでプリキュア変身ポリシーが効いてくる。ララ、えれな、まどかの3人の動きが止まる。このひかるの指示は、プリキュア変身ポリシーに抵触するからだ。しかし再度ひかるのしっかり正面を向いたブレない意思をたたえる表情を挟み、3人は変身に同意する。ここにポリシーを超えた正義があることが描かれる。例外のない規則はない!4人は、プリキュア変身ポリシーに反しても守らなければならない何かに気づいた。しかしこれは、プリキュアが、悪の組織ノットレイダーの一員ではない一般人(宇宙人ではあるが)を倒すことになるのかという難しい問題に直面することになる。一応、ひかるは「止めないと」と言っており、ドラムスを倒すことまでは考えていないようであるが。

良い人カッパードさん

上手いタイミングというか唐突にカッパードさんが登場する。カッパードはドラムスをノットリガーにしてプリキュアと戦わせる。これは上手い方法で、このままでは一般人ドラムス対プリキュアという許されない戦いとなるところを、ドラムス由来のノットリガー対プリキュアという許される戦いに転化することができた。これによりプリキュアは安心して戦える。カッパードさんナイスアシスト!

合法的カラーペン入手

今回、ドラムスから乙女座のプリンセススターカラーペンを入手した。これはスターカラーペンを所持していると災禍に見舞われるということで、ドラムス自らが手放す形をとった。プリキュアは合法的にスターカラーペンを入手できたのである。

ドラムスの罪状

ドラムスは宝を破壊した。これは自らの所有する財物を毀損しただけの話であるので、(ゼニー星の法律は知らないが)ドラムスの行為は罪にならない。破壊はブルーキャットが悲しもうが、それはドラムスの所有物であり、それを盗もうとしたブルーキャットの方が罪なのである。しかし、それでも止めなきゃと言ったひかると、それに同調し変身した3人には、どのような正義があったのか。少し難しい問題である。