プリキュアを読む

感想やまとめとは違う分析的なもの

【スタプリ】第18話「つかめ新連載☆お母さんのまんが道!」


なぜか、お母さん回&お仕事回とハグプリを想起させるような回でしたが、ハグプリとはまた違う母親、仕事観を描いており、さすがとしか言いようがありません。ちょっと話の内容が、大人向けの回でした。方向転換?

お母さんは漫画家

アバンタイトルで漫画掲載の電話を受け興奮するひかるの母輝美。一緒に喜ぶひかる。しかし、祖母は普段の顔で、祖父は苦虫少しかみつぶした顔。これは何かある…

娘の画才

母親が漫画家ではあるが、娘の画才は次の図から推して知るべしである。

f:id:cure_researcher:20190609011559j:image

【図1】娘の画才。これ、カッパードか?あと、ララは何を描いたのかな?あの著作権モンスターのキャラクターのような気もするが…フワを描いたのかもしれない

娘のひかるは、ロケットのデッサンはしっかり描けていたはずだが、デザインは良いが、生き物の絵が苦手か?
一方のララ。線が独特である。やはり宇宙人なので絵を描く概念も違うのかもしれない。それを人間の絵の概念に変換して提示している可能性はある。

月刊あさがお

イケメン・恋愛・医療もの…が売れる3要素らしい。ジャンプの友情・努力・勝利みたいなものか。少女漫画で医療ものって…あ、少女漫画じゃないのか?「あさがお」って花の名前だけど、ここから薔薇とか百合とか想起しろということか?え?あれ?いやあ…まさかね。月刊あさがおはともかくスタプリは少女向けアニメですからね。

さりげなく重要事項連絡

お父さんについて言及があった!世界中を旅していて1年に1度しか会えないらしい。

宇宙人であるララの視神経

前提

ララは地球人ではない。つまり、地球上の生物と遺伝子レベルで異なる宇宙人である可能性が非常に高い。(地球上の生物の由来が宇宙から来たという説を取らない限り)

月刊あさがおを逆さまに読んだこと

これを前提に、ララが月刊あさがおを逆さまに読んでいた件を考える。すると、ララは漫画雑誌を逆さまにしても読むことができる視神経を持っていた可能性が高い。つまり、上下左右の概念が地球上の生物と異なるということ。

どのように持とうが容易に読める視神経

逆さまだろうが斜めに持とうが、問題なく漫画を読むことができるように視神経及び脳が発達していると考えられる。

視神経発達の背景

これは、ロケットで無重力空間を移動することが一般的な生物として最適化された能力である。地球の重力下では、ものが落下する方向である上下の概念は客観的な軸として生活に非常に有益であるが、ふわふわ浮遊する無重力下では、客観的な上下の概念はなく、主観的な上下しか定義できない。逆に言えばララにとっては上下の概念は不要なのである。

証拠の描写

ララがヒトと視神経が異なる設定であることは、ひかるに指摘された後の描写でわかる。ララは、上下逆さまに持っていたことを指摘された後、本を上にかざしたりして見え方を確認している。そしてその後、ジト目になっている。つまり、ララには、"上下逆さまにしたら本を読めないはず"というひかるの、というか地球上のヒトの認識がそもそも理解できないのである。本を上にして見たり話して見たりしても自分は適切に読めてしまうからひかるの言っていることの意味が分からず、ジト目になっている。

重力に囚われた発想しかできないひかる

地球上のひかるは、本は上下正しく持って読むものという「地球上の常識」にとらわれてしまい上下逆さまに持つララを笑うが、そのような重力の制約のないララにとっては上下逆さまに持とうが、漫画を読むことができるのである。このようなギャップのギャグもしくは常識を疑う視点を入れてくるスタプリはかなり高度で恐ろしいアニメである。

ひかるのスケッチ習慣の由来

よくひかるはスケッチブックに絵を描いているが、これは母親の仕事の影響があったということ。母親が絵を描く姿を生まれてからずっと見てきたから自分も自然に描くようになったということで、この第18話は、ひかるの何でも絵に描くという習慣の設定に対する説明にもなっている。

全体ストーリーとしての第18話

父親の存在をほのめかし、母親の生き方を描く。これはお仕事スイッチ!オン!これまで、えれなやまどかの両親については結構描かれていたが、ひかるはスタート時に少しあっただけで、両親についてはほとんど描かれていなかった。これは、満を持しての話のはず。しかし、仕事絡みであるため、どうしてもハグプリを想起してしまうが、ハグプリでは徹底して強い仕事意識を持つ母親を描いていたが、このスタプリはそれとは違う切り口、仕事で悩む母親を描く。第18話ということは、第2クールの折り返し、ここから怒涛の第2クール終盤へ向かうということか。遂に大人向けスイッチ入ったか!スタプリ!これまではハグプリの反動か、メインターゲットの方をしっかり見た作りだったと感じられるので。

見失ってはいけない大事なこと

自分の好きなものはその人だけの宝物という気持ち。いや、これは良い言葉だね。改めていうことでもないけれど。

今週のブルーキャット

「ようやく手に入れた、プリンセスの力」とか言って終わりなのだけれど、まあ、スターカラーペン手に入れたからって変身できなくて、次回第19話は悩むのでしょうね。そして第20話で華々しく新プリキュア登場となるのでしょう。頑張って試練を乗り越えてください、ブルーキャット様…でも予告では余裕な顔してたなブルーキャットのヤツ。