スター☆トゥインクルプリキュアの敵側中ボスは、第2クール現在、カッパード、テンジョウ、アイワーンの3人である。彼らについて考察する。
安心の3人体制
初期の中ボスが男2人女1人の3人体制で、1話に1人ずつ攻撃を仕掛けてくるというのはプリキュアではよくある体制である。
妖怪由来
スタプリの敵の中ボスは、全て日本の妖怪由来の名前、キャラクターデザインとなっている。
カッパード
明らかに河童。名前は「カッパ」をベースに語尾をつけたものだろう。恐らく「パッカード」という英語圏の姓をイメージしたと思われる。戦闘方法としては肉弾戦を好むが、戦略というか頭を使った戦い方はしない。尚、「お皿が乾くと弱る」という河童の特性は無いようである。
テンジョウ
明らかに天狗。名前はカッパードのように「てんぐ」を元に何かを足したのであろうが、よく分からない。兵を陣頭指揮するタイプ。戦いに負けると陣形を練り直し用兵を強化しようとする点は将としては正しいが、プリキュアは回を重ねるほどに飛び道具的戦闘力を上げてくるので、用兵・陣形を練るだけでは勝てないことに気付くべきであった。その意味でノットリガーの運用を始めた点は評価できるが、まだ上手く活用するに至っていない。
アイワーン
明らかに一つ目小僧。小僧由来だけに子供っぽいキャラだが、外見と声から、小僧というより、女子っぽい。カッパードとは逆に、頭脳派っぽいというか、自分が体を動かして戦うことはしない。もっぱらノットリガーを使った攻撃である。口が立つ割にはノットリガーの運用が上手いわけでも無い。
戦闘意欲
3人とも戦う意欲はあるが、プリキュア全滅を目指しているわけでも無いので、負け戦になると潔く退場する。まあこれは他のプリキュアの時も大体そうである。大ボスも現在のところあまり顔を出さないので、中ボスたちは気楽に戦っているのでは無いだろうか。そのうちハグプリみたいに悲壮感漂う戦闘になっていくのだろうか。