プリキュアを読む

感想やまとめとは違う分析的なもの

【スタプリ】父からの独立がテーマでは?(第2クール終了時点考察)


「スター☆トゥインクルプリキュア」においては、母親より父親の方が特別視されている。第2クール終了直前の第22話でようやくひかるの父も登場人物して役者は揃った。このことから、父親たちは第3クール以降で、乗り越えるべき壁として、登場する可能性がある。

役者は揃っていない

実は、スタプリのプリキュアの内、地球人でないララとユニの父親は登場していない。そもそも宇宙人なのだから、繁殖方法が地球上の生物と異なる可能性が高い。これではスタプリが父親テーマとは言えないのでは?となりそうであるが、このことが逆に父親とは何かを掘り下げることになる可能性がある。

ハグプリの父親

現時点で3人の父親が描かれている(正確には4人)。

香久矢冬貴

まどかの父。官僚。地球に、というか日本に現れる宇宙人の調査をしている。庶民とは違う支配階層であることの認識をまどかにも強いる。

カルロス

えれなの父、陽気な父親、以上!

星奈陽一

ひかるの父。UMA研究家。外国の大学もしくは研究機関に職を得る。

星奈春吉

ひかるの祖父で陽一の父。陽一の子育てに失敗したと苦にしていたが、ひかるにより考えを変える。

父親関連ストーリーの後半の期待

宇宙人関係

冬貴と陽一は、それぞれの目的は違えど、共に未確認生物を追っているという点で共通している。この点から2人が接点を持つ可能性は高い。第22話「おかえり、お父さん!星奈家の七夕☆」でわざわざ陽一が国内で職を得られず外国で職を得たから家族は離れて暮らしているとの話を入れていたので、最終的に冬貴の組織もしくはそれと近い組織に陽一が属すことになって、ひかる一家は揃って暮らすことができたということで丸く収まる可能性はある。しかし、それを「家族関係の解決」として提示することが良いのかは、プリキュアがシリーズ通じて提示している多様性に反するように考えられるので、どのような結末になるのか期待している。まあ、冬貴と陽一は、最初は反目するだろうとは予想できる。

謎の父親カルロスの絡み

現在のところ陽気なだけのカルロス。彼はスタプリにどのような影響をもたらすのだろうか。
まず、公式サイトにおいても、カルロスとだけ表示されており、名字が不明。えれなの母天宮かえでとは事実婚かもしれない。多様性という点でありあるが、プリキュアでこれは扱えるレベルを超えているようにも思える。

ひかるの父陽一とまどかの父冬貴とは、UMAという接点があるが、カルロスと他の2人とは接点が見られない。この辺り、子供たちを軸にカルロスと他の父親との接点が生まれるのだろうか。

スタプリのテーマ

スタプリは、結構厚く地球人のプリキュアの父親について描いている。父親のうち2人が宇宙人を追っている。一方、プリキュアメンバーは5人中3人が宇宙人である。これらのことは、これからのスタプリにおいては、父親からの独立がテーマとなることが期待できる。

母親との関係はハグプリで

「HUGっと!プリキュア」では、初期メンバー3人の母親との関係が何度も描かれていた。特に、ラストでは主人公自体が母親になるということからも、母親がテーマとされていたことがわかる。これに対してスタプリでは父親との関係について描くのだと思われる。