今回は、これまであまり描写されてこなかったガルオウガの背景と性格面について描いていた。
【図1】この一角獣に変身したやつがトラブルメーカー。一角獣にというより、クリスマスの帽子だな
責任感あるガルオウガ
ガルオウガは、カッパード、テンジョウの上に立つ人物として、ちゃんと責任感を持っている。
このたびの一件 わたしめの失態…すべてはわたしの責任
と言うだけでなく、更に、
言ったはず!すべてはわたしの責任と…
とも言っている。
お茶目なガルオウガ
たまたまぶつかって来て手に取った(ユニコーン形態の)フワを、ひかるに投げ返しながら、ガルオウガ様の言ったセリフが秀逸。
いわく、「フワをよこせ!」と。いやいやいや(あんたが投げ返したのフワだから)と、プリキュアたちも言ってるし。
ガルオウガのうちにある悲しみ
ガルオウガはこんなことを言っている。
力なき者は何もすくえぬ!
わたしのやうにな…
これは、ガルオウガに何か守りたいものがありながら、それを救えないことを言っている。また、この時、同じくレインボー星を救えず苦しむユニが映っていることも注意が必要である。
圧倒的な力の前では…すべては無力!
わたしは星を仲間をうしなった…
このシーンでもユニが映る。この時のユニは、まぶたが少し震え、感情を揺さぶられた描写となっている。その後、レインボー星のカットが一瞬入り、
お前なら分かるな!
とガルオウガの声が入り、ユニはハッとする。ガルオウガが悲しみを抱えながら生きていることが分かる、うまい描写である。
ガルオウガは最終的に…
結局、ガルオウガは、責任感があり、お茶目で悲しみを内に抱える人物なのである。ん?あれ?これらは、正義側にあるべきキャラクターじゃんこれ。つまり、ガルオウガは、最終的にはプリキュア側につく人物だと言うことで良いのではないかな。
まだ集めるのか…
スターカラーペン集めたと思ったら、今度はトゥインクルイマジネーションという謎のモノを探せと言うプリンセス。大変だねプリキュアも。次から次へと。
ダークネストは意外に組織運営が上手い
プリキュアに敗れて傷心のガルオウガに罰ではなく「お前は来たるべき戦いにそなえよ」といたわるダークネスト。責任感あるガルオウガといい、スタプリの敵は、組織としての成熟が見られる。