プリキュアを読む

感想やまとめとは違う分析的なもの

【スタプリ】第41話「月よ輝け☆まどかの一歩!」


遂に個人別トゥインクルイマジネーション覚醒最後となるまどか回。プリキュアの中で一番父親との関係が描かれてきたまどかが、父親との関係を取り直す回。

局長香久矢冬貴。

香久矢家では絶対的な立場であるような描写の冬貴。「言われた通りに動く」。これが冬貴の行動ポリシー。この第41話でもそれはブレなかったが、ラストで、妻満佳に、言われた通りに動かなくなったまどかは、成長したのだと言われ、さすがに何かに気づいたような。

えれなのとんでもなく哲学的なアドバイス

このまま父親の言う通りに進路を決めて良いのか悩み、

わたくしは自分の意思では輝けない

と言うまどかに答えたえれなのセリフ。これが非常に哲学的である。

生徒会長のまどか
まどかのパパやママの前でのまどか
ひかるやあたしたちといる時のまどか
どの自分が一番の笑顔になれるかで
進む道を決めればいいんじゃないかな

観星中の太陽はどこでこんな高尚な考えをいたのだろう。中3とは思えない。お勉強のできるまどかとは違う意味で頭が良いのだろう。

ガルオウガさんの負けフラグ

今回は中ボスとりまとめ係のガルオウガさん。

セレーネに対して余裕ぶっこいてこんなことを言ってしまう。

感じるか…この圧倒的な力を…
まさに神のごとき力…
わたしは自分自身をすてこの力を手に入れた
宇宙を乗っ取るためならば
自分など必要ない!

あー言っちゃった。それで、まどかは自分が言った「わたくしは自分の意思では輝けない」という言葉と、その後のえれなのアドバイスを思い出す。

これに続くガルオウガの問い。

なぜ立とうとする?
この力には勝てぬ!

たった1人で何ができる?

これに対しまどかが答えるのだが…、

何ができるか分かりませんでした
みんなと出会う前は…
でも…今は…分かります
わたくしはみんなと一緒に笑顔でいたい
だからわたくしはもう自分にウソはつかない!

このセリフのすごいところは、(今の戦いにおいて)「何ができる」というガルオウガの問いに対して、もっと広い自分の生き方として答えている。ガルオウガさん、完敗である。そらでガルオウガは思わず言う。

ありえぬ!
ふざけるな!

そうですよね、そう言うしかないですよね!ガルオウガさん!効いてますね!最後の退場シーンも、何か変だったし、ガルオウガさんも少し光堕ちの兆候なのかな。

謎かけ

「これは1人の人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては大きな飛躍である」という3年生の英語の授業で出てきた英文をまどかは自室のベランダで月を見上げ、復唱し、そしてイメージシーンとして、月に向かって飛んでいくまどかの姿が描かれる。これ、完全にかぐや姫のお話。ひょっとして、まどかはラストに向けて何か鍵を握っているのか?この月に向かうシーンの意味は現時点では謎すぎる。

この言葉をこのシーンの文脈で解釈すると、まどかの自立への一歩は、まどか個人としては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍であるとなるからである。ただし、スタプリの脚本は巧妙で、授業のシーンにおいて、この言葉は、単数形複数形が間違っているというエピソードを入れている。これにより、まどかにとっての当てはめは、単数形複数形を逆にして、人類としては小さな一歩だが、まどかにとっては大きな飛躍であると解釈できる可能性は残る。現に、ラストのまどかの自室シーンでも赤字で単数となる「a」を入れていた。このあたり本当に巧妙。

観星中の金星(自称)

姫ノ城桜子さん、自称しちゃってさ。かわいい。

海外留学できないプリキュア

プリキュアでは、青属性がよく留学騒動を起こすが、行けない。今回は紫属性のキュアセレーネこと香久矢まどかが留学騒ぎを起こす。結局、自分で考えると言うことで、結論先送り。

次回、またもえれな回!今度は家族回!

攻めるな、スタプリ!