まあ、クリスマスというイベント時期だから仕方がないが、ストーリー的にはそんなことやってる場合ではないような…、えれなの問題最終決着してやれよ!…と思ったが…解決しちゃう。
お祭り回
メインターゲットである女児の皆様には、1年のうちの重要なイベントであるクリスマスは外せない。サンタはいるという前提を守りながら、サンタは宇宙人というスタプリらしい設定を入れ込むところが良い。まあ、日本の子供全員にプレゼント贈ることも生身の人間では無理だろうから、サンタ宇宙人説は合理性ある。
プリキュア一行の機動力
宇宙船墜落現場に最初に駆けつけるのがプリキュア御一行という御都合主義…素晴らしい!ああ、まどかのお父さんは左遷されていたんだっけ?
悩みの解決していないえれな
えれなが、笑顔の意味についての悩みを自分の中で解決していないことは、アバンタイトルで、ひかるの
よかった少し元気になって…
というセリフにて言及されるが…その後、Aパートで解決する。まとめ方さすがだ。
時は止まらない
楽しい時間、プリキュアの時間は、無限に続かない…なんとクリスマス回にそれをブチ込んでくるのか、スタプリ。
(ひかる)毎日がクリスマスだったらいいのに!
(ユニ)毎日は無理ニャン!
(ララ)来年もまた みんなでサンタやるルン!
(えれな)来年…あたしさ 決めたんだ
ママみたいなみんなを笑顔にできる通訳になるって
だから あたし 留学してもっと勉強しようと思う
みんなには心配かけたけどもうまよいはないんだ
来春までにダークネスト倒すことが前提になってるっぽいけど、まあ、別離の時が近づいていることが描かれたし、えれなの悩みは解決されたっぽい。
(ララ)リュウガクって遠い所に住むってことルン?
と聞くララ。おい、おまえ!自分はそもそも地球外の遥か彼方の惑星サマーンから来てるんじゃないのか?何言ってんの?
そうだね今までみたいには…あえなくなるのかな
なんて、えれなもまともに返してんじゃないよ!
ユニは惑星レインボーがもどったらどうするの?
ひかる、この機に乗じて、なかなかヘビィな質問をユニに向ける。
それは もちろん帰るニャン
だってそのために今まで頑張ってきたわけだし
第4クール終盤突入前なので、別れの予感をはらむエピソードをブチ込んで来たなぁ、それもクリスマス回というお祭り回に。
フワのフラグ立て
しかし、意外にも、フワにより、あっさりと問題解決策が提示される。
フワがいるから大丈夫フワ
みんなといつでも会えるフワ!
これに対し、皆は、
(えれな)そうか!
(まどか)そうですね!
(ユニ)フワのワープがあれば!
(ひかる)フワ!ずっとずっと一緒だよ!
なんて言っている。おい、おまえら、それフラグだぞ!
また、ダークネストとの戦いにおいて、キュアスターは、再度、「フワとはずっと一緒にいるんだから!」と言っている。これ、完全にフラグじゃん!
ララの沈黙
近い将来の別れの話において、フワが解決策を提示した際、ララ以外はそれが名案だと喜ぶが、ララは何も言わない。また、ダークネスト(偽)からプルンス、ララ、まどか、ユニ、えれなが逃れた際に、ユニとまどかが、ひかるとフワを心配したが、ララは何か思う表情ではあるが、何も言わなかった。これは、元々ララはフワとともに旅をしており、フワについて他のプリキュアたちが知らない何かを知っているからと思われる。今回、ユニやえれな、まどかが来年のクリスマスには別れている可能性があることを前提としたストーリーとなっていたが、一番、別れが現実的で、別れの辛さが重いのは、ララなのかもしれない。
サンター星人という名前のセンス
そんな重そうなストーリー展開はともかく、「スター☆トゥインクルプリキュア」では恒例となったダジャレ星人名は今回も生かされており、クリスマスプレゼントを配りに地球にやって来たのはサンター星人。なんと安易なネーミング。宇宙人が自らの名称を地球人のダジャレに合わせることができるのだろうという楽しい疑問について解決しないままそれを続けるのは良い。あ、言語変換器を通すことでそれが可能になっているのかもしれない。言語変換器のAI性能高いな。