アニメ成分補完計画

感想やまとめとは違う分析的なもの

【ヒープリ】ヒーリングっどプリキュアのキャラクター分析


2020年度プリキュアの「ヒーリングっど❤︎プリキュア」における主要キャラクターについて、整理しておく。

プリキュア

結局、初期メンバーは、ピンク、青、黄の3色。癒やしというコンセプトから連想する植物の癒やし効果やタイトルロゴに緑色が多用されていることから、緑プリキュアを期待したのだが、少なくとも初期メンバーには入らなかった。やはり緑は冷遇されている。

キュアグレース/花寺のどか

グレース(‪grâce‬)はフランス語で「優雅」「恵」「祈り」等の意味がある。しかし、他のプリキュア2人とは異なり、苗字の二文字目にプリキュア名を表す文字が入っていない。敢えて言えば、「祈り」が宗教的意味を持つので、「寺」がそれを表すのかもしれないが…少し無理がある。

性格については、東映アニメーション公式のキャラクター紹介において、

おっとりマイペースだけど、芯が強くて明るく前向き。

と書かれており、「おっとりマイペースだけど」から「のどか」という名前から連想できる。また、「芯が強くて明るく前向き」から「寺」の持つ厳しさが読み取り得るので「花寺」が連想できる(やはりこれは無理があるが)。

キュアフォンテーヌ/沢泉ちゆ

フォンテーヌ(fontaine)はフランス語で「泉」の意味。故に苗字は「沢泉」と「泉」の字が入っている。泉の水の色から連想して青プリキュアとなっている。「ちゆ」は文字通り「治癒」であり、「ヒーリングっど♡プリキュア」にふさわしい名前である。ある意味主人公のピンクプリキュアの名前でも良いくらい。

キュアスパークル/平光ひなた

スパークル(sparkle)は英語で「閃光」「きらめき」「活気」等の意味。故に苗字は「平光」と「光」の字が入っている。閃光の色および、「ひなた」からの連想で黄プリキュアとなっている。

明るくてノリの良い元気でフレンドリーな中学2年生。どうでもいいことから大事なことまで、思ったことをすぐ口に出してしまうタイプ。勉強は苦手…。間違ったことをしたときは「ごめん!」とすぐに謝れる、素直な子。

前作スタプリと同じく明るい性格系の黄色である。しかし、キャラクター紹介からは、騒動を巻き起こすお調子者系であるが、非はすぐ認めて謝れる素直な子だと。うーん、この黄色が、ヒープリのトラブルメーカーだな。勉強は苦手とわざわざ書くのも、何も論理的に考えないキャラだという意味に取れる。「素直な子」というキーワードの爆破力は相当なものだ。

二つのなんとか

ヒープリは、各自「二つ」のなんとかというフレーズが付いている。いずれも2つのものが1つになることを意味しているが、この意味は現時点では分からない。

キュアグレース「重なる二つの花」

これを見て、ハートキャッチの「大地に咲く一輪の花」を思い出した。他の2人と異なり、重なることが物理的に無理である。ピンクは特別なのである。

キュアフォンテーヌ「交わる二つの流れ」

水量は単純計算で足し算にはなる。交わった後の流れの向きは、それぞれの流れの合成になる。

キュアスパークル「溶け合う二つの光」

光を波長とすれば交わると干渉する。