アニメ成分補完計画

感想やまとめとは違う分析的なもの

【マギアレコード】事前設定について


「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」の設定について考える。

外伝という位置づけ

外伝というネーミングから、一連のストーリーは、まどかが円環の理により全ての魔法少女を救済する以前の話と考えられる。
直接まどかは出てこないのだろう。登場するのは恐らくラストに設けられるであろうアルティメットまどかによる救いのシーンのみと思われる。もし、アルティメットまどかによる救済が届かないアナザーワールドの話であるとしたら…それは「魔法少女まどか☆マギカ」に対する冒涜である。

主人公の名前

主人公は「環いろは」。前作の主人公「鹿目まどか」との繋がりは、どちらも「円環の理」由来の言葉が含まれること。ただし、いろはが、「環」と苗字に当てられているが、まどかは、「円(まどか)」と名の方に当てられている違いがある。

環境設定

授業シーンでは「ミルキーウェイ、日本では天の川と呼ばれ」と、日本ということになっている。しかし、パスポートが緑色(現実の日本では赤か紺)なので、日本に似ているが異なるアナザーワールド。

宝崎市

比較的広い平野に位置する市である。宝塚市に名称も地理的環境も似ている印象。

神浜市

宝崎市から、学校の授業後に往復できる距離である。これにより、神浜市が、神戸市であると推定され、また、宝崎市が宝塚市である推定を強くする。

国土

技術が現代日本より進化しているからか、細く高いビルやホームドアがガラスもしくは透明なプラスティックでできている等、建築物が現実の日本対比耐震性の弱い印象のものが多い。

資源管理・資源活用

電車や職員室の備品等、木材が多用されている。これは、資源のコントロールと生産技術が、現実の日本より高度に行われていることによるのかもしれない。

時代設定

地球の歴史で考えると、人類の生活レベル、技術レベルは現代とほぼ同様である。ビル等の印象から、若干近未来的な印象を与えるが、これは、記述のように地震が起こらないことを前提とした建造物作りがなされている印象からのものの可能性がある。