Bugsnax(バグスナックス)…
プレイステーション5のプレゼンテーションで公開されたこのゲーム。コンセプトが分からない。
この予告だけで、可愛い図柄とホラーが同居する不思議な世界観が見てとれる。
Bugsnax - Announcement Trailer | PS5
「進撃の巨人」や古いコンテンツだとヒッチコックの「サイコ」が使った手法を明らかに子供向けのゲームソフトに用いるのは禁じ手。「ストロービィ」と鳴く擬人化されたいちごちゃんを食べちゃうってどんなホラー。しかも、食べた後、手がいちご化するって…なんというバイオテロ。この価値観、ある意味モラルに挑戦なのかもしれない。
【以下の画像は、上に上げた動画のキャプチャ】
「活き活きしとる」なんて言ってる。
「タネの配置も美しい」と他人の外観を批評。ほんとダメ人間だなこいつ…そもそも人間なのか怪しいけれど
…と思ったら食べやがった
味も良いとか言ってる。なんて鬼畜なんだ
…と思ったら手がイチゴ化した。酷い行為したから、その報いだわ。反省してももうだめだぞ!
…と思ったら、なんか昂ぶってる!分かっててやってるよ、最悪!
アクロバティックな屁理屈
ただし、これこそが食物連鎖なのだと、逆に教育的視点から肯定するというアクロバティックな反論も可能なのだなぁ。なんといっても、いちごを食べたら右手がいちごに、サンドウィッチを食べたら左手がパンになるという、まさに生き物は食べたものからできているを視覚化しているのだから。
植物は動物です
このゲームの分からないところは、植物を擬人化した上で、バグ(虫)と共存させている、というより、植物をバグ化させていること。これにより、擬人化された虫が擬人化された植物を喰らうという面倒なことが起きてしまっている。なんだこれ。
Half bug, Half snack
このイチゴちゃん、生物学的?には、"Half bug, Half snack"(半虫半おやつ?)なのらしい。イチゴは果物という括りではなく、スナックの括りなのね。だから、サンドウィッチという、一手間かけた食品の虫も出てくるわけか。
輪廻転生
もはやこれは輪廻転生世界観なのか?少し違う感じもするが。なんというか自身の生死感を根底から問われているような気がする予告である。しかもキャラクターの造形や背景等はあくまでポップに可愛い。どういう人がコンセプトデザインし、どういう人がそのコンセプトを具現化したのだろう。ちょっとヴィヴィッド過ぎやしないか。