相変わらず「孤軍奮闘」額が目につくのは気のせい?で始まるウルトラマンZの第2話。
【図1】「孤軍奮闘」再び
半永久的発電システム
のっけから怪しさ全開のシステムが出て来たよ。永久機関っぽいネーミングが詐欺的だなぁ。永久機関とは言っていない。永久的って何?クリーンインフィニティ発電所ってネーミングがもう、トンデモ科学って感じ!
【図2】これが半永久的発電システム
枯れ専
何言っているんだ土曜の朝から。メインターゲット層には不要な言葉。こういうのを面白がってはいけない。低いところで面白さを出そうとするくらいなら、そんな面白さは無くて良いのでは?
いちいちボディタッチするヨウコ先輩
こういうのも、男女逆なら問題になるはずで、わざわざ入れなければと思う。しかしこれ、第1話でも有ったので分かっててやってる。、敢えて、そこを何らかの意図を持って提起するのであれば、それはそれでやれば良いが、ならば逆パターンもすべき。しかしそうなるとかなりハードだと思う。
【図3】ボディタッチ!
年上
ウルトラマンZは、約5千歳ということで、ハルキはそれを聞いた途端、敬語になるのが面白い。なぜならウルトラマンZは、AI的に地球の言葉の変なところを最適化していこうとしているのに、新たに「学祭特有の敬語」という変なデータを取り込まざるを得ないものだから、ウルトラマンZが、気持ち悪いと言うのも理解できる。
半永久的発電所で戦う意味
【図4】こんな電磁波だか何だか発する怪獣と発電所で戦うなんて常識なし
いや、危険すぎでしょ。どのような仕掛けで発電するのか分からないが、まずい施設を破壊して、半永久的にコントロール不能なエネルギーを放出するような状態になったらどうするつもりなのだろう。本当に危険だわ。ストレイジもウルトラマンもどちらも気づかないのほんと怖い。最後にゼスティウム光線放って怪獣を爆発炎上させるなど危険極まりない。結局、クリーンインフィニティ発電所は、稼働できたのか?少なくともいくつかの施設は大きく破壊されていたはず。これについて全く触れていなかったようだが、その他のことをスルーしないほうがリアルさが出ると思うけれどね。
【図5】うわ、発電所で光線放ったよ!
【図6】案の定現場は火の海。まあ当然。
ウルトラマンZに恋する枯れ専ヨウコ先輩
ウルトラマンZが5000歳と聞いても動じるどころか満足顔で微笑むヨウコ先輩。いや、驚けよ。ああ、枯れ専ネタは、このオチの前フリだったのか。それにしても、枯れ専という言葉を使う必要はない。
長幼の序
ウルトラマンが年上ということで、ハルキは先輩として敬語を使うという反応をし、一方のヨウコ先輩は、恋の対象と見る。ここは、ストレイジという組織が旧態依然とした長幼の序を重んじる組織であることを提示したと考えるべきかもしれたい。そう考えると露悪的に「枯れ専」という言葉を出して来ているのかもしれない。まあ、悪趣味だけれど、この問題提起はちゃんとヘヴィに正面から向かって、これからのストーリー上で取り組んでいくのであれば、それら評価したい。