遂に再開!待ちに待った!こんな不安定なタイトル予告で、中断していたから期待値は高まる。しかも、ひなた回!
中断を全く感じさせないオープニング
前説あったが、中断については全く触れず、通常運転。これはこれで良い!
哺乳類でないことに気づかない獣医って
おい、何かもっともらしく診察しているけれど、お前が今診察してるの、いわゆるイヌ科イヌ属のイヌじゃないからな。それを見抜けないというのは、ちょっと問題じゃないのだろうか。そもそもひなたは、受診を止めるべきだった。
【図1】もっともらしく診察するひなたパパ
家族の中における劣等感
うちはさ〜何でもできちゃうんだよね
お姉もお兄もパパも
あたしなんてプリキュアもやめそうなのに
いきなりこれを言うか、ひなた!
サブタイトルの状況が最初から前提かぁ。まあ、タイトルバレだからこれが正しいのかかし、まあ、ひなたの父は、ラテをイヌ科イヌ属として考えるというテキトーさだぞ。
あーんな めちめちゃ苦労して
めっちゃめっちゃ頑張って
やーっと強いメガビョーゲン浄化して
やったーって思ったのに…
もっと強いのふえちゃうなんてさ…
なんか…頑張る意味あるのかな〜とか思っちゃって…
と言いつつ、自作ジュースを飲ませるひなた。そして何をやっても続かないと自分語りを始めるひなた。これに対してちゆがひなたを肯定する。
結果がともなわないと、自分のやってることにまよいが生まれる
そういうのちょっと分かるわ
こういうことは理屈じゃないから
まわりが何か言ってもどうにもならないのよ
これもうなんて真剣な人生相談だよ。
ここで、様々な試練を克服して退院したのどかに語らせないところが良い。のどかの克服した試練と比較すると、どうしてもひなたの迷いは弱さと繋げられてしまいやすいから。ちゆが全面肯定して、のどかが一切口を挟まないという役割分担ができる3人の関係性が素晴らしい。
【図2】悩めるひなた
救うべき者の存在
姉が車に閉じ込められた状況に対し、どうしても脱出できない場合は、父と兄の助けを求める、だから、ひなたは危ないので離れていろと姉に言われる。自分の能力が他の家族対比劣ると自覚する身にこれは微妙に傷つく。しかしこれらを踏まえて、ひなたは戦う気を少し取り戻す。何か少し凄いぞひなた。更に、ネットで目撃情報をつかむことで、見えないと思ったメガビョーゲンの対戦方針を掴む…で、ひなたの心はプリキュアに変身するまでに復活!よし!
吹っ切れたひなた
なんでこれだけで吹っ切れたのか不明だが、ひなたさんはこれからもキュアスパークルとして活躍することになりました。めでたしめでたし…なのかなぁ。
結論
ストーリーとしては、なんかグダグダ。竜頭蛇尾というか、最初大騒ぎした割に、説得力のある展開にはならなかった。「辞める?辞めない?迷えるひなた!」というタイトルほどの深刻さはなかった。まあ、だからこそのひなた回なのか。ひなたは、いまひとつつかみどころのないところが魅力だからな。