アニメ成分補完計画

感想やまとめとは違う分析的なもの

【俺ガイル完】平塚先生、金の亡者説


八幡の良き理解者、平塚先生。実は彼女は金の亡者で、八幡のことも金のために近づいていた説を唱えてみたい。

平塚先生がお金使うの大好き人間である根拠

所有する車

アストンマーチン ヴァンテージ

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もうこれだけで十分お金大好きですね。いくら平塚先生がデート代等の「交際費」がかからないとしても、公立高校の教師でこれは普通無理。親が金持ち等でなければ普通は無理。あの手この手で増やしているのかもしれない。となると結果として、平塚先生はお金大好きな人になる。

修学旅行時にタクシーでラーメン

まあこれはアストンマーチンに比べれば大したことないが、修学旅行回において、宿舎としていたホテル平安の森京都から、天下一品総本店にタクシーで行く。距離的には3キロ程度なのでタクシーが贅沢というわけでもない。ただ、その際、たまたま出会った関係からか八幡と雪乃も連れて行き、彼らの分のラーメン代も払う。そもそも天下一品は一大チェーンだから、関東にも沢山あるし…柏にしかないのか、千葉県。まあ、何れにしても、お金使うの好きそうな傾向ありですね、平塚先生。

平塚先生の退場

平塚先生は、八幡の成長を見届けて総武高校から去った形になっているが、これ、どうなのだろう。他の高校へ移ったという描写もなく、ただ消え去るのみだったような。その意味で、高校生活のチェック役として、小町が入学したから平塚先生が不要になったと考えることもできるが、これ、雪乃入学時から、平塚先生のミッションは、雪乃の人格矯正だったとしたら…平塚先生の見方が変わる。総武高校への赴任はたまたまだとしても、生徒として受け持った陽乃のメガネにかなったために、雪ノ下家の信用を得て、雪乃矯正プロジェクトに携わっていたのではないか。その報酬として、多額の金銭を受領していたため、アストンマーチンに乗っていたと。そう考えることができる。すると、平塚先生の退場は、雪乃矯正プロジェクトが無事終わったからということになり、雪ノ下家として相応の礼をもって平塚先生を遇した、つまり、総武高校からどこか別の好待遇を与えたのではないか。平塚先生が千葉県内の稲毛市等から市議会議員として立候補するとかね。まあ、それより効果的なのは、県議会議員等との婚活イベントのセッティングとかかもしれない。そうだとすると、最終回で、平塚先生と八幡がダンスをするのは、八幡が巣立ったのではなく、平塚先生が巣立ったのということなのかもしれない。

陽乃が平塚先生に強く言えた理由

陽乃が総武高校を訪れた際、結構、平塚先生にタメ口っぽい口をきいていたのは、好待遇の案件を持ってきたのは自分だという上から目線が、そうさせた可能性はある。ただ、最後の最後に、平塚先生は、陽乃の共依存発言にとらわれる八幡を一笑に付していた。これは、平塚先生の雪乃矯正プロジェクトがほぼ最高の見込みが立ったことによる、陽乃に対して対等以上の立場だと意識が変わったことによると考えることができる。

結論

平塚先生が金の亡者だと考えると、八幡への接し方は、雪乃矯正プロジェクトに巻き込んだことに対する多少の後ろめたさからくるものではあるが、特に八幡に対する思い入れはなく、ミッション成功のための道具としてあくまで位置づけていたと考えることができる。

つまり、平塚先生は良い先生ではないのである。