アニメ成分補完計画

感想やまとめとは違う分析的なもの

【デリシャスパーティ♡プリキュア】第35話 まあ、プリキュアでは物語途中の引っ越しは無いのがお約束


「ここねとお別れ!? いま、分け合いたい想い」という物騒なサブタイトルだったが、引越しは無し。まあ、お約束の展開ではあるが、親の仕事の都合で…というのは、メインターゲットの方々にはリアルである話なので、お約束の展開は、リアルでそれを経験した少女にとっては少しストレスかもしれない。

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引っ越し話で悩むここねとイチョウの落葉が美しい

イースキ島出張帰りのここねの両親

ビジネスチャンスは逃さない人たち。

マイラ王女から直々の仕事の依頼は、島の名物料理作り…からの、引っ越し話

マイラ王女は、ここねの両親に頼むのか…何で?という気もするが。その流れでここねの父はとんでもないことを言う。

ここね父:それで相談なんだけど、家族でイースキ島に引っ越ししたいと考えているんだ

ここね:え?

この、「え?」の感じ、深夜アニメとかで良く見る"間"になっている感じ。しかもそのままオープニング曲へ。これも含めて深夜アニメ感。何というかプリキュアとは違う「間」に思えるのは気のせいなのかな。

マイラ王女とのテレビ通話では動揺を見せない、ゆい達

通話終了後、ここねが引っ越すことになるので、嘆くというか悲しむというか複雑?な表情をする。マイラ王女にもここねにも気を使うゆい達、優しい。

同調圧力…なのか?

夫婦で引っ越しが絡むビジネスの話を進めて、最後にここねに「どうかな?」と聞くここね父。こういうの積み重ねられると、それ受けたここねは、自分の意思なのか誘導されているのか分からないまま「判断」してしまうのではないか。

ピタパンサンド

ここねが、転校に流されていくのか?…と、思ったところで、ボールドーナツのデザートを一緒に作りながら、娘の話を聞くここねの父母。忙しく家を空けることが多いが、娘のことはよく見ている。

今回はここね抜きの3人による変身バンク

ここねはソロで変身。

今回のゴッソリウバウゾー

土を"おたま"みたいなので掬って投げつける技を使う。これはここねが両親と作ったボールドーナツモチーフかな?結局、大量の土の玉を3人のプリキュアに投げつけて、かまくらみたいなのを作って閉じ込めてしまう。

プリキュア恒例の、皆で支える…ヤツじゃないぞ

デパプリでは、皆で支える…はもうやってるからね。

手から出す光で土のかまくらを破壊!

これは、物理的に光の粒子性、波動性のどちらで説明がつくのだ?

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セクレトルーの敗戦の弁

1人おくれて来るなんて、計算外でしたね

確かに。4人同時変身ならば、土のかまくらに4人まとめて閉じ込めれば良かった訳なので。キュアスパイシーが遅れたことが功を奏したというの設定を生かしたうまい展開。

圧巻のイチョウが舞い落ちるベンチシーン

ここねが引っ越すか否か一人悩むシーン。