ジンジャーが世界中に猫ちゃんを仕込んでいたという設定が、綺麗に活きていて、それがプリキュアを後押しというか、プリキュアだけで戦っているのではない感じが出てきて感動の展開だった…のだけれど、最終決戦としては、何か物足りなかった。ゴーダッツがそんなに強くない感じで倒された感じなので。まあ、戦闘力はマリちゃんと同じだから、マリちゃん+プリキュアだと、数の暴力には勝てないということかな。
プレシャス復活!
マリちゃん、フィナーレVSゴーダッツの戦闘の間に割り込む登場の仕方はカッコいい。そしてこの微笑み、満点!
プレシャストライアングル
トライアングルとは?三角形?おにぎりの形ということなのかな?どんな技なのか、特に効果はどんななのか全く分からん!
サブタイトル『シェアリンエナジー! ありがとうを重ねて』
…ってどういう意味だったのだろ。猫ちゃんが集まったということ?…招き猫はミニスピリットルーに対し殺虫剤効果発揮してるし、色々なところからおいしーなタウンに招き猫が、集まっては来たけど。あと、ブラペもシナモンも来た。これが「重ねて」なの?
シェアと言うと、全体を個々が分け合うイメージだが、デパプリでは、個々が負担する一部を集めて全体にするという意味でシェアという言葉を使っているのかな。だからこそ、個々が持ち寄った力を"重ねて"になるのだろうな。
プリキュアが力を合わせて敵を倒す…のレベルを超えてきたということか
おいしーなタウンのどころか、世界中に仕込んであった招き猫が飛んできたという展開、素晴らしい。
ありがとうは、心のあつあつごはん
強引な例えだな。この言葉でゆいはゴーダッツを説得しようとしてる。戦わずして勝つと言う作戦を取ってる。ゆい孫子の兵法読んでるのか…凄い。ゴーダッツ泣いてる。『フレプリ』でキュアピーチがイースに言った「泣いているじゃない…。 あれは、 あなた自身でしょ?」みたいなことになってる。
ジンジャーが一時的に復活した
これは、復活する必要がある時は、レシピッピの危機だと分かっていて仕込んだということかな。
クッキングは何もできなかった
ゴーダッツの反乱に対し、プリキュアやマリちゃん、ブラペ、シナモンも行動を起こしたが、結局、クッキングは何もしなかった/できなかった。
歴史は勝者によって作られる
ホントコレ。ゴーダッツは、自分に従えば食べることは保障すると言っていた。クッキングは地球上に今なお残る飢えに対しては何も手をつけていなかった。おいしーなタウンの人たちは、おにぎりしかない世界より多様なレシピのある世界を望むだろうが、地球上には、食の多様性より、生存のための必要な食事の方を望む人も多くいる。そう言う人たちにはゴーダッツの方が良い支配者。しかし勝ったのはクッキング。地上から飢えは無くならない。
ご飯は笑顔!
あつあつごはんで、みなぎるパワー! キュアプレシャス! おいしい笑顔で満たしてあげる!
これ、ゴーダッツのやろうとしたことと、クッキングがやってきたことを考えると、結構皮肉。
次回最終回
後日譚的な話になるっぽいな。メデタシメデタシ!
作画のレベルがさらにアップした感じ
元々良い作画だと思っていたのに、クライマックスでさらに超えてきた感じで画的にも充実度高い。
数の暴力
ゴーダッツを倒した辺りを振り返ると、数の暴力というのを思い知らされて微妙な気分になった。ゴーダッツ側は、これまでもウバウゾー1体しか出してこなかったしね。ま、プリキュアはいつもそうだけど。