アニメ成分補完計画

感想やまとめとは違う分析的なもの

【俺ガイル完】第7話 いろはおやすみ回


後半でついに、3人の話が再度進み始める。

いろはディス

八幡が言葉を尽くしていろはをディスるけど、結衣の一言で全て潰される。

ヒッキーって いろはちゃんに甘いよね

玉縄氏

完全にポンコツ化している。カタカナ使わないだけでポンコツはポンコツ。ちょっと可哀想だよぉ。というか、玉縄氏のくだり無駄に長くて聞いていて苦痛。

マッカンと雪乃

マッカンマジック

雪乃が1人ベンチに座っている時は、プルタブ上げていないのでまだ飲んでいない。冬なので手を温めているのか。そこに八幡が現れ、しばらくしてマッカンは八幡の手に。最後はマッカンは、2つになり、雪乃の手にも行きわたりましたとさ。どんな手品なんだよ。

マッカンが象徴するもの

マッカンは、単純に考えれば八幡の象徴。雪乃は飲んでしまうのではなく両手で挟んで持っているだけ。八幡から力を得ている、八幡に温められていると言う意味にも取れる。八幡本人登場でマッカンを渡すのは、本人から直接力をえるから渡した(≒返した)と言うことか?しかしここで借りを作らない八幡からお返しがされることに。それでマッカンが2つになり、八幡と雪乃2人の手にそれぞれのマッカンが収まる。結局、このシーンでは、最初から最後まで、雪乃はマッカンの缶を開けない。雪乃がマッカンに求めていたのは飲むことではないことがわかる。紅茶派だからマッカン買うこと自体がね…なお、八幡は開けて飲んでいる。

雪乃と八幡

2人が出会ってからの会話。本題に入るまでの無駄なやりとりが、あまりに滑らかでしかも中身がなく長い。こんな無害な会話するようになっているんだ、雪乃と八幡というのを見せてもらえる。そして本題はすぐ終わって再度また無駄話。これが夫婦。

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【図1】これが夫婦!

ベンチなのだから仕方がないけれど、もうね横に並んで座ってるの。雪乃のメロメロな気持ちの表れ。

結衣と雪乃と八幡

夫婦の時間に割り入ってくる結衣の攻撃は、唐突過ぎて雪乃も八幡も受けられない。

結衣の勘

仕事に戻ると立ち去ろうとする雪乃に「待って」と手をつかむ結衣。そして少しおしゃべりして雪乃に放つのが次の言葉。

私のこと 避けてた?

またおしゃべりして、またすぐ牙を剥く。

私 ちゃんとしようと思ってる
これが終わったら ちゃんとするの
だから ゆきのんのお願いはかなわないから

雪乃はこれに次のように答えるしかない。

そう わたしはあなたのお願いがかなえばいいと思ってる

そこで結衣は手を離し、雪乃は再度立ち去ろうとする…と、さらに今度は結衣は雪乃の方へ走り、抱きしめる。そして「プロム終わったら」これまで通り一緒に色々やりたいと言う。さらに「それで4月になったら…」「とにかくたくさんあるの何年も何十年もかかっちゃうくらい」と期間が拡張していく。期間を幾何級数的に拡大していく技法は、結衣ならではのテクニック。これ、結衣の押し付けのように見えるのだが…

全部やるまで一緒にいるから だから大丈夫 分かった?

ホントに ちゃんと分かった?

この2つのセリフで結衣の思いが分からなくなる。これは、結衣が逃げないことを言っている。宣戦布告でも、勝利宣言でもない、戦う前に逃げないと言っているだけである。負け戦を覚悟したかのような感じのセリフ。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」も折り返しを過ぎたのだと思わせるセリフである。しかしここ3話くらい、プロムの話出てからの?

マッカンエピソードにみる八幡の面倒臭さ

ところで、1つ前の第6話において、八幡は、いろはに催促されて、マッカンとしるこを買い、いろはに2択に見せかけた実質1択のくじを選ばせている。この時は、お金を徴求するそぶりも見せない。しかし、この第7話では、「オレだけもらういわれがない」と、雪乃からもらう一方となるのを好まず、返さないと気が済まない。そういう気持ち、なんか分かる。

三浦、海老名

来週やっと登場か!予告にそれらしきお姿が…