アニメ成分補完計画

感想やまとめとは違う分析的なもの

【俺ガイル完】第10話 いろはの口説き失敗に終わるの巻


もう青春ラブコメは完全に正解街道をまっしぐらで、「青春してるなぁ〜」というしかない事態になってる。ふつーの高校生ラブコメじゃん!

アバンタイトルでオープニング曲に入る直前で一瞬憂いを帯びた顔する雪乃

そのままAパートでも若干ぎこちない会話に突入するも、一応会話を終えることができた。成果?しかも、その後インカム通せば、もはや黄金期の雪乃の八幡いじりが普通に始まる。しかしAパート一瞬で終わった。

雪乃の母姉、コワいコワい

プラム打ち上げ会場が全て凍る。そして変な和解。これは無理な展開。

逃げる八幡、追う雪乃、置いてけぼりの結衣

これが…これが結衣を傷つけるやつ。雪乃がおしまいにすると改めて言うために、八幡と2人になるのはダメだ。結衣の描写はないので彼女がどう思っているかは不明。これ、少なくとも、形式的には、冬のイベント消化が、余り効果を見せず、結局、元に戻りつつある嫌な傾向にあることにならないのか?人間関係の軸にあるものが、よく分からなくなった。

男前、平塚先生

共依存なんて簡単な言葉でくくるなよ
君の気持ちは言葉一つで済むようなものか?(by 平塚先生)

これは凄い。「共依存」という言葉一つで、八幡、結衣、雪乃だけでなく、視聴者まで翻弄されていたわ。で、平塚先生の一言で、その催眠術から一瞬で覚める。陽乃さんの洗脳怖いし、平塚先生の言葉を操る力も怖い。さすが高校国語教師。

いろはの回りくどい口説き

通訳 もうはいらなそうですね
雪乃先輩と普通に話してたしゃないですか

と、ジャブを打ち、

まあでもいますよね
業務連絡だけで会話した気になってる男子
大体そういう人って3回くらい話すと急にこっちを名前呼びし始めて5回目くらいで遊び誘ってくるんですよね
で、告白されて それ以降 話しかけるのやめたんですけど

とストレート打ってくる。で、いつものお付き合いお断り芸に移るんだけど、遂に、

遊びに行くくらいはいいんですけどそれ以上は全部終わってからにしてください ごめんなさい!

と言ってる。付き合って良いという意味のこと言ってる。しかし、八幡はあっさり、全く意味を理解していないかのように、これを流す。

でたー全然聞いてないやつ

まあ、そうだね。せっかくふざけた形にしろ、八幡と付き合うことに事前OK出したのに全くスルーは、さすがのいろはも悲しいかもな。

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【図1】ここまでしたのに報われないいろは。八幡攻略は、難度が高いね

青春期間だから言えること

結衣:ゆきのんの1年も私達のこの1年も負けないくらい重いよ
時間の長さじゃないと思う
それくらい すっごい変な時間だったし

 こういうのが青春。

結衣:(八幡が)変なことばっかするから 悲しいこととか 嫌なこととか 辛いこともあったけど けど それ以上に たのしかったり嬉しかったりして 大好きになるくらい すごい長い時間だったよ

そうそう、これが青春が楽しい思い出となる理由。マイナスを凌駕するプラスの感情、思い出。

八幡が投げ出した後…

八幡が教室を出て、雪乃が追いかけたら、教室に残るのは、結衣といろは。こちらの2人はどうすれば良いのか?教室で八幡と雪乃が戻るのを待つのか?雪乃は八幡に振りほどかれた後、どうしたのか?教室に戻ったのか?雪乃、結衣、いろはは、描写なしだが、どう考えても、3人は辛い気持ちを抱える時間だ。

しかし、八幡は違う。平塚先生が慰めてくれる。これは精神衛生上、大違いの扱いである。