アニメ成分補完計画

感想やまとめとは違う分析的なもの

【スタプリ】第38話「輝け!ユニのトゥインクルイマジネーション☆」


中ボス陥落の2人目はアイワーン。ユニとのわだかまりが一気に解消していくのは、ちょっと拍子抜けするスピードであるが、展開するストーリーは納得性のあるものであるので、さすがプリキュアである。

ダジャレ的な何かの羅列

ウラナイン星というのは、医薬品のオロナインH軟膏を想起させる名前であるが、ストーリー的にオロナインとは何も関係がない。

占い師ハッケニャーンの名前も、相談しているユニの変装のひとつバケニャーンと似ている。

そして、このダジャレ的なネーミングを2つ組み合わせたのが、第38話のゲスト、ウラナイン星のハッケニャーンである。

私の中では宇宙一

ユニもネット中毒か…何が「わたしの中では宇宙一なの」だよ。「お前がそう思うんならそうだろう」といって欲しいの見え見えだよ。案の定プルンスが「はあ?わたしの中って?」と突っ込んでくれたので、良かったね!

アイワーン登場

ユニ回となれば、アイワーンということか。ユニはアイワーンを許さないと言い、アイワーンはユニが変化したバケニャーンを許さないと言う。この対称関係が良い。

「何か来る!」

ハッケニャーンの心眼。ひかるたちが目の前にいるのにあさっての方向を見ていたハッケニャーン。しかしアイワーンが乗る宇宙船の接近には気づく。つまりバケニャーンは、体から出る赤外線は感知できないが、宇宙船が出す電磁波等はキャッチできるということだろう。精密電気機器なのだなバケニャーンの心眼は。

アイワーンロボ23号

闇のケミストリーが燃料?らしい。しかし何だ闇のケミストリーって。改良を重ねた23号とのことで、これまで22機の技術の積み重ねということか。鉄人は28号で完成形のようだから、アイワーンはやはり天才科学者だな。

相似形極まる

居場所がなくなったという点で、ユニがアイワーンと自分が同じことを悟る。そして、前を進むためにアイワーンを許す。それがアイワーンの心も溶かす。対称性は綺麗にまとまったのだけれど、ストーリー的に今ひとつ盛り上がりに欠けるのは、ユニの不幸が解決されないから。レインボー星が元に戻るという解決なしにユニの幸せは来ない。

バケニャーンとハッケニャーンの関係

結局、バケニャーンとハッケニャーンは同一人物なのかという疑問には、占い後、旅をする途中で、ユニがバケニャーンに扮してアイワーンに近づいたということかな。ちょっとメインターゲットの方々には分かりづらいと思うけれど。しかしこのことは重要なことを示唆する。ユニの変化にはモデルがある可能性があると。では宇宙アイドルマオにもモデルがあるのかという期待ができるが、それ真似したらニセモノじゃん。大丈夫か?ユニさんよ。

次回はテンジョウ先生

英語できるのかテンジョウ。これで、カッパード、アイワーン、テンジョウがプリキュアチームに陥落か。よしよし良いペース。