『デリシャスパーティ♡プリキュア』もそうだったが、スカイランドの王様が無能すぎる。スカイランドでやったことは、エルちゃんを気にしていることだけと言える。
エルちゃん及びプリキュアか良いタイミングて現れなければ、スカイランドはカイゼリンに征服されていたはず。これ、由々しき事態だと思う。
ヒーローが現れるということ
ヒーローが現れるというのは、その国が敗戦の危機に瀕していることが条件となるケースが多い。第二次大戦中の航空、戦車戦における超人的ヒーローはドイツ軍人、フィンランド軍人に多いのは、強者の側は軍人に無理をさせる必要がないということも一因と言える。物量的に優位な強者は個人頼みをする必要がない。個人的技量に優れた者がいても、長期間、場合によれば敵に倒されるまで休みなく働かせることに合理性がない。
伝説の戦士としてプリキュアが現れるということ
プリキュアが現れるということは、つまりその国が存亡の危機に瀕していることであることをちゃんと理解すべきである。しかしながら、プリキュアに登場する王様にはその危機感が無いか非常に小さい。敵に侵略されたら真っ先に処刑される立場であるのに。そして、だからと言って先頭に立って戦うわけでもない。そんな王政だからこそ、侵略されるような状況になっているのは、当然と言えば当然なのである。
愚王がプリキュアを呼ぶ
伝説の戦士が登場しないとどうしようもないほどの状況に国を陥らせるような愚王だからこそ、プリキュアが登場している。
救国の英雄に報いることをしない
国民であるソラとツバサはともかく、地球人のましろとあげははスカイランドにとって救国の英雄である。しかし今回のラストを見る限り、国家の存亡の危機を乗り越えることができた功績に対し王様が報いた描写はない。これ、愚王という言葉さえ生ぬるい。
結論
プリキュアに出てくる王様が愚かなのは必然なのである。