アニメ成分補完計画

感想やまとめとは違う分析的なもの

【ハグプリ】髪型の波長的理解


ハグプリの変身前後の髪型については、毛髪量五割増し、十割増しや、明るく鮮やかになる等あり、戦闘力身につくのと共に毛髪の成長も促されるのかもしれないという観点もあるのだけれど、ここでは、別の切り口で髪型について考える。

はなの髪型(変身前)

まずはな。
かわいいですねこの奇跡の髪型は、第1話にて、自ら前髪を切ろうとして失敗したことによる偶然(✳︎)の産物。
✳︎あくまで物語上の"偶然"であり、この設定思い付いた人、完璧!だけれど、失敗の結果だから、本来話が進んだら、髪伸びるので、はなの理想の髪型に修正して来るよね、普通。でもしない。"何度でも起こすよ切り過ぎ奇跡"なところが良い。
他のプリキュアたちの変身前は、皆前髪が眉より長い中、堂々の眉上、左右非対称、Λ字ヘアである。最初はなんだこりゃと思ったが、すぐに良さに気付かなかった自分の非を認める。変身しても奇跡の髪型は維持。変身後は、髪留めのおかげで、このΛ型の頂点が髪留めの向かって右側に来るので、非対称性がハッキリする。

ルールーの髪型(変身前)

次に、2人飛ばして、ルールー。
これもかわいい。変身してもかわいい。クライアス社時代もかわいい
ルールーの前髪は、中央が最も長く、左右対称でナナメに切れ上がっている。これ、左右対称であるが、はなのΛ字と逆位相のV字になっている。これは、物語上は偶然の一致であろうが、設定上、偶然ではあり得ない。

えみるの髪型

ルールーときたら、えみるである。えみるの髪型は、どんなだっただろうか。うわ、こらもメッチャかわいいやん変身すると、少しだけおねえさん。前髪ぱっつんだった。

3人の髪型を式で表す

さあ、ここで、はな、ルールー、えみるの髪型を式で表してみよう。
《はな》y=sin(x+π/4)
《ルールー》y=cos(x+π)
《えみる》y=0
以下に、それぞれをグラフ化する(Google電卓機能を使用)。
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【図1】はなの髪型グラフ
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【図2】ルールーの髪型グラフ
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【図3】えみるの髪型グラフ
はなは、マイナススタート(いじめられ転校?)だが、それを上回るほど大きくプラス(さあやほまれの親友を得る)に行く。
ルールーは、プラススタート(クライアス社での気楽なバイト生活)だが、一度マイナスに落ち(機能停止+記憶削除)、再度、浮上(奇跡のプリキュア化)する。
えみるは、髪型波長がy=0。えみるの高度なリスク管理能力を反映しているのかもしれない。
小学生のえみるが、ハグプリの中で、一番自分を押し殺して生きているのかもしれない。本人もそれと気づかないままに。ちょっとかわいそう。
ここで、注目すべきは、はなとルールーがほぼ対の髪型となっていること。式で考えれば、波長がうまく合えば、増幅したパワーが得られ、合わなければ、打ち消しあってひどい結果となるという、まさにキュアエールとルールー/キュアアムールの関係だ。

⚫︎えみるの中立性

また、えみるのぱっつん前髪は、はなとルールー2人に対し、どちらに偏るでもなく、付き合えることを表しているのではないか。しかし、現実のストーリー展開は、えみるは、ルールーと親友となっている。えみるは初登場時にいきなりはなと一緒に穴に落ちる等、はなとも繋がりは深いが、プリキュアの先輩として、さあや、ほまれと同等な位置付けで付き合っている感じで、えみるとルールーの関係ほど深くはないように見える。
この髪型の波長による理解、何か新しい考察をもたらすかもしれない。

《おまけ》

はなとルールーが廊下を歩いている時に、後方で2人を眺めるクラスメイト。右から2番目、なぜかルールーヘアにしてる(V字のみならず、左右のお団子も再現)。男の子もアンドロイドしたいのか?