アニメ成分補完計画

感想やまとめとは違う分析的なもの

【ヒープリ】第24話 ポケモンにケンカを売るプリキュア


ハイキング回。ハグプリだと、エミル初登場がハイキング回。

プリキュアの戦闘シーンのレベルの高さ

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【図1-4】無駄に凄いシーン。お話し上、全く不要なのに出してきたよ、これ、

いや、もう何も言えない。

手を耳に当て何かを聞くアスミちゃん

のどか:アスミちゃん なんか自然とお話してるみたい 言葉がわかるの?
アスミ:いいえ 思いがつたわってくるのです
のどか:思い?草や木の?
アスミ:土や花…そして湖の

これ意味深。ついこの前まで「かわいい」が理解できなかった人だからね、アスミちゃん。それが、自然と会話ではなく、思いが伝わるというレベルで意思疎通しているのだから。これはやはり人智を超えていたか。

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【図5】自然と対話するアスミ

樹木医 樹サクヤさん

難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花

から来てるのだろうね。花じゃなくて樹だけど。

ポケモン

ネブソック…んー、造形と配色がポケモンだな、これ。しかも少し古い感じ?

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【図6】ポケモン

これさあ、8:30始まりのプリキュアの前に、8:00から、テレ東系でポケモンの番組やってて、多くの子供は、この流れで2つの番組を観ていると思う。このネブソックは、そういう子供達のために送る、なんというかオマージュというよりも皮肉というかそんな感じの何かだろうね。

なぜ皮肉になるのか

結局、今回の話は、雛鳥をダルイゼンが利用し、自分の手元に置いて、戦闘力を高めようとしている。ネブソックは、ネブソックで、ダルイゼンを兄と慕い喜んでもらおうとしている。まんまポケモントレーナー。で、重要なのは、この話の前半で、雛鳥を無闇に触るな、持ち去るな、どこかに親鳥がいて、見守っているはずだからとサクヤさんを使って説明されている。しかしダルイゼンは、連れ去ってしまい、戦力として活用しようとした。この流れは、形式的に見て、ポケモンゲットだぜ!をトレースした行為。ポケモントレーナーって語感が良いから惑わされるが、雛鳥連れ去って自分のゲームのためだけに活用しているかなり自然保護の観点からは酷い行為。プリキュアは、ポケモン世界の問題をえぐっているのである。1話でいなくなるメガビョーゲンに対し「ネブソック」という固有名詞を与えている点も、これまでのプリキュアにはなく、ポケモンを想起させるような仕掛けといえる。

ワープ航法

いや、確かに電車で2時間でそこからさらに先のような場所だから移動が大変だけど…ワープかぁ。アスミは、もはやなんでもできる人。追加プリキュア補正なんてなくて、ずっと無敵だな。今回は、頓珍漢な描写もなく、自然保護の分野は専門(?)ということもあり、のどか以上の常識人だったし。ただし、プリキュア全シリーズに関係する厄介なことを白日のもとにさらしてしまった。つまり…

プリキュアの敵は、何故地球上で、プリキュアが近くにいる場所にしか現れないのか…これ。

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ネブソック…その後

何日も経ってるはずなのに、ネブソックとなる前の小鳥の親が近くにいるな。どういうことだろ。