アニメ成分補完計画

感想やまとめとは違う分析的なもの

【ヒープリ】第28話「苦しみの再来!? ダルイゼン、あなたは」


 

 

キュアアースとラテの序列?

のどかの体内にメガパーツを入れられ体調不良に陥ったのどかを見たプリキュアたちの反応。

キュアフォンテーヌ:大丈夫!?
キュアスパークル:どうしたの!?
ラテ:ワン!ワン!

この序列というか発言権がわからない。フォンテーヌ、スパークルときたらアースが来るはずが、アースは黙っている。代わりにアースのパートナーであるラテが人間には分からないことを吠えている。なぜアスミ(キュアアース)は黙っているのか。

原因不明の病気

元々ののどかの病気は原因不明だったと判明。しかも、メガパーツを埋め込まれた時と似た症状…これが後半に、のどかの病気の種明かしとなっていく。

今回は原因不明ではないぞ!

ミスリードされがちであるが、今回は原因はメガパーツを埋め込まれたからであり、それはプリキュアになったからである。プリキュアが遠因と言える。これを普通に病気になったと同じようなノリで悩んでいるちゆやひなた。ラビリンはそこのところ分かっていて、次のように言っている。

のどか ごめんラビ
ラビリンはヒーリングアニマルなのにどうしたらいいか分かんないラビ 何もしてあげられないラビ…
まきこんでごめんラビ ラビリンがのどかをパートナーにえらんだから…
ラビリンが代われるものなら代わりたいラビ

ここは、何故かちゆとひなたが心配して声かけした時に発言しなかったアスミが一肌脱ぐべきところ。

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ダルイゼン出生の秘密…?

ケダリーがキュアグレースから生まれた。その姿はダルイゼンに似ている。この事実から、ダルイゼンは、自身がのどかから生まれたことを知る。これ、出生の秘密と言えるよね。

ケダリー消滅に対するプリキュアの思想

ケダリーは、まあ人ではないが、人のような姿と思考をしている。そのケダリーをプリキュアたちは痕跡残さず消してしまう。残ったのはケダリーの「ボク 消える…ヒーリングッバーイ…」という言葉だけ。しかもその消えたケダリーに対して、「お大事に」としか言わない。つまり、人のような姿をしていてもビョーゲンズは人ではないから倒しても気にしないという発想に見える。ちょっと今回のプリキュアの命の発想は、まずい発想かも。

思ったより闇は浅かった…と言うべきか、それとも深かったと言うべきか

今回は、想像に反して過去のプリキュアが堕ちたような闇落ちはしなかった。態度としては軽い。しかし、のどかがプリキュアになる前からビョーゲンズに蝕まれていた事実が発覚したことで、ストーリー展開上、非常に深い闇を抱えたまま続いていくことになる。これ、かなり怖い。

今回のタイトル

今回のタイトルは、「苦しみの再来!? ダルイゼン、あなたは」の「あなたは」の続きは、「私の体から生まれたのね」のようなものになる。のどかにとってこの事実を受け止めることはできるのだろうか。これまでのプリキュアと違い、敵幹部であっても浄化されると再登場はない。今回、ケダリーが自分で語ったように「消える」。痕跡なく消える。これは、これまでのプリキュアにはない恐ろしい設定である。