この回のテーマは、「みんなちがって みんないい」ってやつかな。しかし、上手くまとまった良い回…かと思ったら、トラウマ回だった。ヒーリングっどプリキュアでは、これまで残酷描写、衝撃的描写を抑えているように見えたので、こう言うのやらないと思っていたから、ショックが強い。
【図1】ダルイゼンのピアスとキュアグレースの髪の飾り?の同一性!何か良い
ピアスの色が黒ではなくグレーなのが、この先を想像させる。まあ、単にプラチナもしくはシルバーということかも知れないけれど。
孝太の慧眼
会って数分だろうに、プリキュアの面々のキャラがバラバラだということを看破している。
孝太のアムールトラの解説に対する4人のリアクションから読み取ったのだろう。
のどか:ふわあ〜よく知ってるね
ちゆ:(ガイドを読みながら独り言で)あのアムールトラは体重が250kgにもなるのね
アスミ:トラがおすきなのですか?
ひなた:ネコと同じって思うとトラもかわいいよね〜
これを聞いて、「なんか ばらばらでウケる」という返事をする孝太はタダモノではない。
ここで言うバラバラとは、恐らく、孝太の解説に対するリアクション方法の違いを言っている。
のどか:解説の感想を述べる
ちゆ:解説を元に対象をより深く知ろうとする
アスミ:解説を元に相手を知ろうとする
ひなた:解説をあまり聞いてない
これらの違いを会話の中で見出したと言うのは、孝太の言語力はかなり高い…のかと思ったら、友達と喧嘩していて、敏感になっていたということか。
それにしても4人の反応は、本当にバラバラだ。
【図2】まさに"みんな違ってみんないい"
すこやかZOO
広くて地域ごとにというのは、多摩動物園かな。
孝太の父親の浅はかさ
孝太の父親円山先生は、孝太を安全な場所に連れてきたら、他の人たちを助けるために戻ると言う。その際、「お前は先に行って待ってろ」と言っている。孝太は携帯を持っていないようだが、先に行って待つだけで、再開できるのだろうかと心配にはなる。円山先生、もう少し頭使って。案の定、平穏が戻った後、孝太待ちぼうけじゃん。
秀一と孝太
逃げる途中で、秀一が倒れているのを見つけ、一緒に逃げようとする孝太。秀一は足が遅いから足手まといになると言うことで断ろうとする。この辺りの思いやり…良い。孝太は、のどかたちの、"キャラが違うが仲が良い"ことを踏まえ、仲直りを試み、秀一もそれに乗る。良いなぁ。
トラウマな終わり方
一件落着かと思いきや、シンドイーネが現れ、孝太を利用してモンスターを生み出そうと試るが、円山先生がそれを避けようとして…代わりに円山先生がモンスター化しつつあるところで第30話は終了!そんなことあるんか?普通の回と見せかけて、トラウマ回ね。