グアイワルの罠に嵌められたと知ったプリキュアのショックは、メチョック(注1)だろう。そういうのに敏感であるし、そもそもこの罠に積極的にハマったのは、グアイワルの言う通りひなただから、後悔するのは分かる。
注1:前作『スター☆トゥインクルプリキュア』のピンクプリキュアに返信する野乃はなの造語。メチャクチャショック程度の意味
姉さん系プリキュア
【図1】体育会系の2人
同級生ながらしっかり者キャラのちゆと、年齢不詳ながら、年上にしか見えないアスミ。この2人は、姉さん系キャラを担当しているが、同時に体育会系根性を象徴している。見よ!図1の眼力を!のどかも根性はあるが、ちょっと体育会という感じではない。
浮いてるだけのモヤ
グアイワルがキングビョーゲンのことを、「浮いてるだけのモヤ」と例える。うまく例えるな。実体を感じられなかったから、その通りだわ。まあ、絶対にが最後はギャフンと言わされるのわかってるから安心して見ていられる。
戦術のまずさ
キュアアースがグアイワルにやられている時に、グアイワルの背後からキュアスパークルが攻撃しようとしていた…それなのに、キュアアースがそれをバラしてしまったので、グアイワルは後ろを見てキュアスパークルに攻撃を仕掛けてしまった。
【図2】グアイワルを挑発しているつもりで、作戦をバラしてしまうキャアアース
だめだね。あくまでキュアアースはグアイワルの注意を惹きつけなければ。
変身が解けちゃうパターン
キュアグレースとキュアフォンテーヌは、意識を失って変身が解けるパターン。
【図3】意識を失うキュアグレースとキュアフォンテーヌ
【図4】意識を失うのどかとちゆ
キュアスパークルは、ショックのあまり変身が解けるパターン発動。
【図5】失意のキュアスパークル
【図6】失意のひなた
いつも明るいひなたの闇
何やったって あたしは…あたしは失敗する ちゃんと考えたつもりでも 間違えて迷惑かけて やっぱり あたし何もしなきゃよかった
こういうとき、すぐ声をかけるのは、これまでの印象だと、のどかの役目だった。しかし今回は違う。パートナーであるニャトランが声をかける。
お前 失敗ばっかおぼえてるからへこむんだよ。うまくいった時だって あったじゃねぇか
ひなたは、「そんなのない」というが、「あるよ」とすぐに言うのが、のどか。このニャトランとのどかの連携プレーは本当に良い。ニャトランだけでなく、のどかもひなたのことを失敗ばっかと思っていないことを言うのだから。
人間界と繋がるグアイワル穴
グアイワルの罠にかかってグアイワル穴から入ってきたプリキュア一向と同じものをスパークルが開けていたと。これをヒントに、ラテが示す一点を、プリキュア全員が力を合わせて攻撃し、穴を開ける。なかなか説得力のある穴開け。その後のキュアグレースだけ置いてかれるかと思わせる演出も本当にハラハラさせて良かった。ラストに向かっている感を強く感じる。
闇落ちの深刻度
昔のプリキュアほど、闇落ちの深刻度というか、落ちた際の怖さは小さいのが最近のプリキュアの傾向で、『ヒーリングっどプリキュア』もそれを踏襲している印象。
結論
グアイワルは、人間界で力試しなんかするから、プリキュアが、どこを狙えば良いかわかってしまって、人間界に戻ってしまった。グアイワル…力は増しても…ね。