アニメ成分補完計画

感想やまとめとは違う分析的なもの

【トロプリ】第1話 虹色のプリキュア


『トロピカルージュプリキュア』…明らかにギャグに振っている。明るさが前面に出ている。病気、お手当がテーマのヒープリの後だからだろうか。ヒープリも、コロナ禍がなければ、もう少し違う展開になったのか?それともあのままだったのか。あのままでも、コロナ禍がなければ、ヘビィさは違ったかもしれないし、ダルイゼンも復活しても良かったかもしれない。しかし、コロナ禍では、亡くなる人が多くいる中、病原体と人が共存とすることができなかったのは、やむを得ない。

今一番大事だと思うことをやれ!

まなつ父の座右の銘かな?この言葉、非常に使い勝手が良い。長期的なこと、短期的なこと、一時的なこと全てに使える。大発明である。父母がそれぞれの仕事の為に別居しているという設定は、スタプリの星奈家でもあったが、こういうのを当然として出し続けるプリキュア世界は良い。

舞台

東京でも大阪でも名古屋でもない。けれど、「都会」が舞台。どこなんだろ。都会というより海外の大規模観光メインなビーチリゾート風な都市か。街路樹?が椰子の木なので。

出会い方

まなつもローラも注意が足らないので、納得の出会い方。

ローラ

描いた女王様になれないな…というか、なってもらっては困るタイプの人間じゃん。打算的すぎる。まあ、しかし1年で成長していくのだろうなぁ。こいつがプリキュアの相棒かぁ。まあ、ヒープリのラビリン達が優等生過ぎたからな、こんなのもいても良い。

小動物妖精

今回は小動物の妖精は出てこなかった。くるるんなるマナティ?のようなのが出てくるようだ。明らかにローラが重要人物なので、全く期待しないで放っておこう。

トロピカルパクト

プリキュアなのだから、平時に開くわけがない。これ常識。つまり、緊急時になれば…結構すんなり開いたな、今回のは。

ヤラネーダ

ヤラネーダがやる気見せてやる気パワーを奪うというの、何というシュールさ。「ラヤネーダ」と言いながらやってるのおかしいだろ!まあ、1回目の登場なので、完全にキュアサマーのお披露目のためのかませ犬。お疲れ様でした。

キュアサマー変身バンク

シンプルでカラフル。しかもこれまでのプリキュアの変身バンクをしっかり踏襲している。とにかくカラフルさが違う。これは満足のいく変身バンクだ。これから登場する他のプリキュアも期待が持てる。キュアサマーのビジュアルがカラフルだからそれも当然か。これ、何色のプリキュアになるのか?ピンクキュアとは言えないだろ…虹色か…

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【図1】まなつが虹色のプリキュアである証拠写真

大ボス?あとまわしの魔女

作戦が失敗しても、立て直しは明日にするというの良いな。今度は『ヒープリ』と違い、中ボスは光堕ちするかな。

女王とローラは何故無気力にならないのか?

この点に何かあると思える。魚たちが攻撃受けて無気力になっているのに女王キビキビしすぎ。女王とあとまわしの魔女は、何らかの接点があると思える。例えば姉妹というような。あとまわしの魔女が無気力というのもほんと良い。ただ、無気力な魔女がどうして攻撃的なのか分からない。プリキュアとしてありえないと思うが、女王と魔女は、実際は逆という可能性もある。魔女は、目隠しされているようで、誰かから拘束を受けている可能性もある。まあ、その誰かが、女王ではないかと思っているということ。ローラが、次の女王になることを、女王と約束したつもりになって、プリキュア探しを引き受けたように、今回の女王、今までの女王と違い、少し俗っぽいというか打算的な気はする。ローラはローラで、無気力になって倒れている仲間を見て立ち上がるわけでなく、次期女王になるためにプリキュア探しを始めているわけで。犠牲的精神にも近かったラビリンたちと比べると、プリキュア探しをする側に悲壮感はないし、申し訳なさもない。ローラのプリキュアとして使ってやる的な態度はラビリンには最後まで取れなかった。