ごはん!パン!麺!堂々の主食!堂々の炭水化物!堂々の糖質!新プリキュアが始まる。
サッカー部助っ人!
おむすびを一口で食べるスポーツ万能の中学2年生女子。原点回帰のピンクプリキュアのキャラ設定。ストーリーもシンプルになって、今度のプリキュアは、分かり易さ重視かな。
戦艦ポチョムキン
ベビーカーが下っていくシーンのオリジナル。昔の映画すぎて、メインターゲットの方々でこの元ネタを知る者は少ないと思うが…いや、知るわけがない。1925年の映画だから。親世代も知らないのではないか?ただし、映像好きなら外せない映画。今回のプリキュアは微妙なところを攻めてくるのかな?それなら期待大。
ニュートンの第一法則
高スピードで走るベビーカーを急に止めたらどうなるか。赤ちゃんはシートベルトをしていない。これ、赤ちゃんは慣性の法則により、飛び出してしまうよ。
それ以前にベビーカーと一体で運動しているコメコメが頑張って止めようとしたところで物理的効果はほぼない。
コメコメとの出会い方
坂道を落下するベビーカーを止めようとするコメコメを追いかけて助けるパターン。これまで妖精と出会うのに、不意にぶつかるパターンはあったが、今回は物理的に離れていく妖精に、ピンクプリキュア候補が自ら走って追いつくパターンか。
いきなり三人のプリキュア候補が遭遇している
街の人のピンチを助けるイベントで、三人が偶然遭遇するだけでなく、これだけで三人のキャラが何となく分かるの良いな。
LGBTQ
ローズマリーというキャラに対し、周りが自然に受け入れているのは、これもプリキュア伝統の問題意識。但し、描写が悪い意味でステレオタイプであり、制作側が扱うテーマを理解していないように見えてしまう。このまま続けるのは大丈夫なのだろうか?と思う程度に。
ブンドル、ブンドルー!
え?これ、小川直也氏?え?オマージュと言えるのか?プリキュアでハッスル?
ウバウゾー
今回の敵モンスターであるウバウゾーは「奪う」という主体的な行動の意気込みが現れている。また、倒される際は「オナカ イッパ〜イ」で、プリキュア側の「ごちそうさまでした」をウバウゾーもハモるのか。この時は受け身的だな。
行動がストレート過ぎる和実ゆい
敵が来た際に葛藤も何もない、レシピッピを助けないと!という思いのみで、恐怖感もなく真っ直ぐ立ち向かって行く。プリキュアに変身するのも迷い無し。
キュアプレシャスの変身バンク
一定レベルを維持していると思う。プリキュアでは最初に登場するピンクプリキュアの変身バンクは、以降のプリキュアよりショボいことが多い。つまり、次回以降出てくるプリキュアの変身バンクはハイレベルが期待できるということ。
糖質制限がネタになることはあるのかな
中二は、実際はダイエットを始める年頃なので、炭水化物を各プリキュアのキャラのテーマに置くの中々チャレンジングな気がする。
ブンドル団のジェントルー
まあ、「ブンドル団」という名前はプリキュア伝統の敵のネーミング法を踏襲していると理解できるが、「ジェントルー」って…gentle = 優しいってこと?これはどう見ても光堕ちする名前としか思えない。ただ、露骨すぎる…からこそ逆張りしてくるのかな。プリキュアは油断できないからな。
所々感じさせる初代プリキュアの面影とターゲット層の変化
何かオマージュ的なものを感じる。
気になったのは、初めての変身に際して心理的葛藤等が全く描かれなかったこと。ストーリーが一本調子でシンプルになっている印象。レシピッピが連れ去られたから助けないとという動機だけで、自らの身体生命の危機を全く気にしない。これは前向き思考とか勇気があるとかではなく、生物として欠陥があると言えるし、人間としても非常に危険な思考のキャラである。このシンプルさは、人間の心理を描くことをやめたととることもできる。今回のゆいの行動パターンは、アンパンマンの行動パターンに近い。