第4話にしてやっと2人目登場か。じらすね。しかし待った甲斐があって良い話だった。
またアバンタイトルで人参生で食べてる
なんでなのか?デリシャスがテーマで素材そのものの美味しさを全面に出してしまうのは反則だと思う。確かに生にんじんの美味しさは否定しないけれど。
車で登校する芙羽ここね
規格外のお嬢様で青繋がり、頭脳明晰で美人設定から、キュアアクア水無月かれんを思い出す。目つきもそれ風。しかしここねの方が丸顔で可愛さは大きい。まあ、丸顔という点では単にプリキュア5とデリシャスパーティの違いだけとも言えるが。
同級生に「住む世界が違う」とか、「喋ってくれるわけがない」とか言われる立場に中学生で置かれると、一人が楽と言ってしまう子になるのは仕方ない。そういう時に、その辺りを何も感じない鈍感力の主人公が話しかけてくれたら、それは落ちるのは仕方ない。
ここねが、プリキュアになることに全く葛藤がなかったのはゆいと同じ
ここねが、プリキュアになることに全く葛藤がなく、ゆいと一緒の部活に入るみたいな感覚でプリキュアになったのは、違和感。プリキュアはスポーツではない。物語の世界観がチープに見えてしまう。
ゆいはローズマリーを助けなければという気持ちがあったから、まだプリキュアとして戦うことに合理性はある。それでも命に関わるかもしれないことに挑むには葛藤があっても良さそうなのに、そのような心の動きは全くなかった。しかし、ここねの場合、ゆいが一緒にウサギを探してくれたのと同じ感覚で、ゆいに協力するためにプリキュアになるのは、おかしい気がする。一人でいることが楽と言っていた少女が友だちと過ごすことの喜びを知ったのは良いことだが、それならば、まずはお昼一緒に食べたり、帰りに買い食いする程度で満足すべきである。もしくは部活動に入るとか。それを、いきなりプリキュア活動を一緒にするというのはハードルが高すぎる。ゆいがスポーツ系部活の助っ人タレントなのが不幸だったか。日々の練習はないため、試合のない日は完全フリーでなんでも付き合えるのだろうなぁ。
色々書いたが、切羽詰まって、やむにやまれずプリキュアになったわけではないという点が、気になるということ。これは制作側の意図を感じるので、3人目のキャアヤムヤムも、同じようになる気がする。
相変わらずのブンドル団
失敗して大ボスに叱責されているのに、ジェントルーもセクレトルーもあまり応えていなさそうで、何も改善せず失敗をまた繰り返しそうなのが良い。このゆるい前向きさが新鮮。
人の力もだしも合わせるのがミソ
合わせるのはだしだけれども、最後にミソも入ってるというオチになってる小技好き。おばあちゃんすごいわ。
華満らん
彼女も独特な感性で良いな。一人が楽だと考えていたここねと違い、一人でいることを楽しんでいる感じが良い。良いのだが、やはり友達を求めているのではないかとも思う。
キュアスパイシー変身バンク
プレシャスより優美さがある感じかな。ただ、それほど華やかな感じはなかったのはプレシャスと同じかな。
字幕
キュアスパイシー変身時の決め台詞、字幕が、
ふわふサンドでde心にスパイス!キュアスパイシー!
となっているが、誤植かな?「で」か「de」のどっちかで良さそうな気がする。