好きなもの、好きなことは好きと言って良いという主張がストレートに表れている素敵な回。大人としてローズマリーが導く形で進められたため、ゆいがちょっと勘の悪い行動を取っても辛うじて笑いに変えられた。人によっては大したことのない回となるだろうが、私にとっては結構プリキュア史上ベストの回。まあ、ベストがたくさんあるけれど。
いきなりの顔芸、華満らん
君、君、卵が金塊のように輝いてるよ〜
君のあまさが幸せを運んでくる〜
卵の「黄身」と「君」を掛けるとか単なる擬人法にとどまらない表現にセンスを感じる。
さまざまな顔芸を見せてくれたが、一番可愛くてたまご三度愛に溢れたのがこれ。完全に恋してる顔。
髙木くんのらんに対する印象を悪化させるゆい
こいつ自体がなんか変なやつなのは良いとして、ゆいが高木と対峙して、高木のらんに対する印象を悪化させてる。ゆいの浅はかさ。
ステイ
らんのこの、「待って」を意味する言い方良い。ただ、これ、犬の躾に使う言葉なんだよなぁ。どこからこの言葉を引っ張ってきたのか、その由来が知りたいところだが、トラウマかもしれない。
「変」が素敵!
ストレートにこれを主張し、好きなことは好きと言って良いということを、ゆいもここねも全肯定するの制作の意志が感じられて良い。メインターゲット層の方々にもダイレクトに届くであろう。良い!
髙木くんの中にある「寂しさ」に気づくここね
このあたりはここねの役目。ちゃんと役割分担的あるのね。
やけくそなんかじゃない!
モットウバウゾーの地面に押し潰そうな謎光線をやり過ごすバリバリカッターブレイズによる地層破壊。これで地中に謎の空洞が発生して崩壊するとか、どんな物理原理なんだ。振動による破壊なのだろうか。凄すぎる。
バリバリカッターブレイズ…恐ろしい技。なぜこれが必殺技になり得ないのかというほどの技。ま、この技、おもちゃ使わないからね。
ナルシストルーの今週のお言葉
フッ…去る者は追わずがオレさまの主義
うーん、逃げる者は捕まえるくせにそれは無いでしょ。負け惜しみも合理性が必要ですよ、ナルシストルーさん!
同級生高木の肉じゃがを一口もらおうとするらん
これ、見ようによっては高木のことを好きな子が暴走しているように見えなくもない。その後も、高木の兄の肉じゃがの作り方を予想し、ゆいの母に作らせるなど、かなりの強引さ。それをらんは、ご飯のことが大好きだからな一言で済ますのは、高木くんの心が許さない…と思いきや、高木くんも鈍感だった。
髙木くんのキャラ
ひょっとしたら、兄が進学でいなくなったため、寂しさからホラを吹くキャラになったということなのかもしれない。しかし、らんに対する態度は、中学生としては、髙木くんの家庭の事情は、関係なくそういう奴はいるなという感じ。「変」という言葉の選択も、髙木くんの方は酷いことを言ったという意識はなさそうで、らんが落ち込んでしまっていることにも気づいていなさそう。妄想というか、設定を作ってその世界を語る高木の性格は、らんに近いものがあるかもしれない。
ゆいの母に手間のかかる肉じゃがをつくらせたらん
まあ、娘の友達の気合いレシピだから付き合うだろうけど、忙しい朝に手間のかかるとレシピ作成者が言うレシピは困るね。前日仕込みなのかなぁ。とはいえ、髙木くんの弁当を作る約束は、ゆいの母が請け負って来た話ではあるので、許容範囲ではあろう。
トラウマ回ではなかった
先週の予告で、らんの苦悶の表情から、トラウマ回かと思ったが、違った。単に作画の気合が入っていた回だった。
これ見たらトラウマ回だと思うよぉ…
来週!
『4人目のプリキュア!?あまねの選択』
タイトルそのまんまなんだけど。なんというか情報がこれで十分な感じ。ただし、「4人目のプリキュア!」でなくて『4人目のプリキュア!?』なんだよなぁ。
予告を見ると、デザートのパフェ状のレシピッピのようなものが浮かんでいる。あまねさんはフルーツのプリントされたエプロンしてるし、デザートのごはん、パン、メンと主食系というか、和洋中のプリキュアが来たから、デザートが来ても良い感じだが…過去のプリキュアには、この人が追加プリキュア?と思わせてそうじゃないケースはあったからなぁ…。ま、ジェントルーという敵幹部ポジションだった人だから、追加プリキュア大本命だけれど…それにしても、しばらく登場せず、かつ事前の前振りなく、いきなり追加プリキュア登場をタイトルで明かすか?
取り敢えずブンドルブンドルーの掛け声は変わらず
本当に今後変わるのだろうか?変わるとしたらいつ変わるのか?…と、こんなことが気になるポイントになってしまうのどうかしている。