前回のストーリーはかなりシリアスになっていた状態での今回のイベント回だったが、カイゼリンを含めアンダーグの気配を消したことで辛うじて暗くならないようにした感じか。しかし先週からの繋ぎとなる前半は、いくらクリスマス回と言えど、やはり暗くならざるを得なかった。
そして、ラストでもソラとましろはプレゼント交換で友情を感じる良いシーンではあるけれど、「この世界を守りたいです」と「一緒にがんばろう」という会話からは、戦いの緊迫感が2人にあることは分かる。クリスマスは束の間の休息。
カイゼリンへの思いを抱えたままのクリスマス回
ましろは両親とのオンライン会話もぎこちない。あげはは旅に出るとか説明してる
し。エルちゃん、ソラ、ツバサのスカイランドの人間はオープニング前のソラシド市のシーンには出てこない。ましろとあげはのみ。この地球人の2人はカイゼリンとの決戦を前に身辺整理のためにソラシド市に戻ったという形かな。ましろが両親に会ったこととあげはが子供たちに手紙を送ったのは戦いの状況次第では還れないことを覚悟している描写に見える。かなりシリアスな状況なのか。
スリクマス…?
スカイランドにもキリスト的な人がいたのか?これは流石に…というか、いや、『ひろプリ』では、クリスマスもスリクマスも宗教全く関係ない認識なのね。
ん?変身?
何か邪悪な"気"みたいなのが発生して、それを浄化するために変身するのか。意地悪トルネード…これまでのような生物的な形の敵ではなく、気象現象と戦ったのか。
今回はアンダーグとの戦いはなし
クリスマス回などのイベント回はシリアス回の決着の後に息抜き的に持ってくるのがこれまでのプリキュアの定石だったけれど、今回はカイゼリンとの微妙な戦いの最中でクリスマスというのは斬新な感じがした。
ふと思ったが、アンダーグの世界ではスリクマスに勤労してはいけないとかあるのかもね。
ヒーロー手帳交換
これは良い!
あくまで自分たちの習慣を守る人
メリークリスマス、ソラちゃん
メリースリクマス、ましろさん
あくまでましろは「クリスマス」だし、ソラは「スリクマス」にこだわって、相手の言い方に寄せることはしないのね。
始まり方と終わり方
今回は、ましろが、カイゼリンとの戦いを前に、スカイランドのことを知らない両親に対し「メリークリスマス」と心から笑顔で言えないところから始まり、ラストで、スカイランドの人間であるソラに対し、カイゼリンとの戦いについてソラが「この世界を守りたいです」と言ったことに対し「一緒にがんばろう」と言ってから「メリークリスマス」と言うところで終わる(正しくはその後、成長したエルちゃんが現れて終わるが、これは次回繋ぎのためのもの)。
衝撃のラスト!
エルちゃんが、マジェスティ形態ではないのに成長した姿になっている!
予告でソラが、
エルちゃん!エルさん?
とか言ってるし、次回タイトルが、
さよなら一番星!プリンセスのめざめ!
だしね。
ソラが、「エルちゃん!エルさん?」と言っているのも驚きが出てて良い。「さん」はましろに対して使っているのと同じ呼称、エルちゃんには、「エルちゃん!エル様?」とか「エルちゃん!エル王女?」と落ち着いた状態のソラなら言うと思う。まあこれまでエルちゃんと呼んでいたから考えすぎか。
あと次回予告で気になったのは、うなされてるみたいなエルちゃん。