『ひろがるスカイ!プリキュア』におけるプリキュアは5人。この5人の持ち味の組み合わせがチームとして理想的すぎる。
『ひろプリ』体制構成概要
引用は公式ページのキャラクター説明の一部抜粋。
キュアスカイ(ソラ・ハレワタール)
運動神経抜群なスカイランドの女の子。幼いころピンチから救ってくれた憧れの人のようなヒーローになるため、まじめに一生懸命に日々鍛錬中!
キュアプリズム(虹ヶ丘ましろ)
優しく思いやりのある女の子。ソラシド市の中学2年生。料理や自然についての知識もたくさんもっていて物知り。
キュアウイング(夕凪ツバサ)
鳥型の妖精・プニバード族の12歳少年。飛ぶことに憧れを持っていて、ソラシド市で航空力学の存在を知り、空を飛ぶ方法をさがしている。
キュアバタフライ(聖あげは)
常に全力で、誰とでもすぐに仲良くなれるましろの幼馴染。おしゃれで楽しいコトが大好きな頼りになる明るいお姉さん。
キュアマジェスティ(プリンセス・エル)
まだまだ幼いスカイランドの王女さま。
キャラ別戦闘時の役割
キュアマジェスティは独裁気味の指揮官
エルちゃん状態の時に、おもちゃを他の子と共有できなかったり、靴や服の好みがうるさかったりと酷いわがまま描写があったが、戦闘現場では勝利のためにある程度の強引さは必要。また突っ込むだけのキュアスカイや決断が遅かったり鈍りそうなキュアプリズム、キュアウイングを適切に鼓舞したりするには十分な指導力がある。ただし暴走する可能性があるため、ブレーキ役にキュアバタフライが配されているのが素晴らしい。
キュアスカイは個人の戦闘能力全振り
日々鍛錬する意思の力、個人技としての戦闘能力の高さから、戦闘時に率先して戦う役割。
主人公なので心理描写も比較的多い。しかし…しかしあまり厚みはないキャラ。
キュアプリズムは全方位レーダー
優しく思いやりのあることから、味方のみならず敵も含めて心の変化に敏感に気づき、心配するほどの全方位に注意を巡らすことができる情報収集の役割。
キュアウイングはブレイン
研究熱心で知識も豊富なブレインの役割。しかし、ただそれだけみたいなキャラに思える。勤勉かつ優秀な優等生以外にキャラに厚みがないからではないかな。多少臆病というのはあるけれど。
キュアバタフライは精神的支柱
年上であることを活かし超個性派集団がバラバラならないように1つにまとめる精神的支柱の役割。とはいえ指導力、統率力とは違う。戦闘力としては特に秀でたものはないためか、最初から武器であるミックスパレットというアイテムを持っている。
特にエルちゃんの性格から見てキュアマジェスティは強引に突き進むことも考えられるが、平時の描写で何度もあげはがエルちゃんに教育的に接していることが描かれているため、キュアマジェスティに対するブレーキ役が期待できる。
『ひろプリ』の体制は…
結局、独断気味のキュアマジェスティ、白兵戦向けの戦闘能力向上のため日々鍛錬するキュアスカイ、敵味方方法のちょっとした心の変化に気づくことができるキュアプリズム、ブレインの役割のキュアウイング、キュアマジェスティが独裁者とならないようお目付役となるキュアバタフライ。バランスが良い。特にわがまま指揮官キュアマジェスティに対するお目付役キュアバタフライの配置が絶妙。